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Kid Nice "I Want You To Like It" (GT GTR 001) 1984

kidnice.jpg
キッド・ナイスは'80年代前半に2枚のシングルを残したラッパー兼
プロデューサー。本名をティモシー・ハワードと言うこと以外の
経歴は不明で、黒人か白人かすらもわかりません。デビュー・
シングルの"Keep Dreaming"ではジュニア・ヴァスケスがリミックスを
手掛けているのですが、だからと言ってハウス畑の人でも無さそう
だし...参加スタッフでこれ以外に経歴がわかるのはミックス担当の
ジェイ・バーネットぐらいですが、彼もこの時期にはトミー・ボーイ
関連の諸作やロックマスター・スコット等ヒップホップ物の録音に
多数参加した人、というぐらいでキッド・ナイス本人の履歴には
あまり関わっていなさそうです。

"I Want You~"は'84年にリリースされた2枚めのシングル。レーベルの
GTと言うところもこの曲1枚しか出しておらず、ブロンクス拠点の会社
であることがわかるのみです。

DMXがビートを刻み、シンセ・ベースがベベベベベ...とワン・フレーズを
繰り返す中、オーケストラ・ヒットが派手に鳴ってスタート。ストリングス・
シンセがシンフォニックなソロを取り、キッドがその上でちょっと大袈裟な
トーンで喋ります。ラップというよりも普通の喋りに近いトーンで、小節の
終わりで"Daaaaance!!"とか"Somebody,Scream!"とか叫んで勢いを付けている
感じ。スクラッチはレコードを擦るのではく、イーミュレイター等の
デジタル系の楽器のサンプリングを使用して入れ込まれているので、
アナログ・シンセ好きのエレクトロ・ファンとしては妙に空々しく聞こえて
しまいます。デビュー曲で目立っていたヴォコーダーも抑え目にミックスされて
いるので、余計デジタルな音が前に出ている感じがします。

ちょうどシンセ類がアナログからデジタルに切り替わる初めの頃で、その手の
音色が新鮮に感じられて使い倒してしまった、といったところでしょうか。
B面のダブではドラム・ビートとスクラッチが中心のミックスが施されていて、
シンセ抑え目になっているので、今ならこちらのほうがイイかもしれません。


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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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