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West Street Mob "Break Dance-Electric Boogie" (Sugarhill SH 32005) 1983

weststreetmob.jpg
ウェスト・ストリート・モブはシュガーヒル・レーベルのオーナー、
シルヴィア・ロビンソンの息子のジョーイ・ロビンソン・Jr.を
中心としたグループ。他のメンバーはウォーレン・ムーアと
女性のサブリナ・ギリソンで、いちおうヴォーカル・グループの
体裁を取っていますが、シングルに切られた曲で彼らがちゃんと
唄っているものは殆どありません。アルバムだと半数の曲は
アーバンなミディアム~スローの唄もので、バート・バカラック
作のバラードも演ったりしているのですが。ジョーイはプロデュースと
アレンジを担当しています。

シングル化された、彼らがウリとしていた曲は、ブレイク・ビーツに
よく使われたファンク/ディスコ系の有名曲に独自のアレンジを加えて、
当時のクラブ向けの音にリメイクしてしまうもの。体のいいカヴァーな
わけですが、シュガーヒル・ギャングやグランドマスター・フラッシュの
曲でも演奏しているシュガーヒルの専属ミュージシャン(キース・ルブラン、
ダグ・ウィンビッシュ、デューク・ブーティ等)によるキレの良い
演奏は当時の最先端の音であり、いま聴いてもカッコ良いです。具体的には
プレジャーの"Let's Dance"、スライ&ザ・ファミリー・ストーンの
"Sing A Simple Song"、フリーダムの"Get Up And Dance"等がネタに
されていました。彼らのオリジナルも、基本的にはシック辺りのファンキーな
ディスコをお手本にしていて、要は当時のシュガーヒルのバッキング・トラックを
前面に出したようなグループ、と言えばいいと思います。

"Break Dance~"は'83年にリリースされた、彼らの通算6枚めのシングル。
それまでの、「有名曲のブレイク部分を生演奏」の通例とは違い、今作では
実際のレコードを2枚使いしたトラックが使われています。使用されているのは
インクレディブル・ボンゴ・バンドの"Apache"。クール・ハークが最初に
使用したと言われるブレイク・ビーツの古典で、ドラムとボンゴがファンキーな
ビートを刻むイントロ部分と、その後のホーンが入ってくる部分が繰り返し
かけられ、その上でヴォコーダーが"Break Dance!""Electric Boogie"と
連呼する...それ以外は女性の"I'm Going Home"という語りとスクラッチが
入っているだけの曲です。

それだけの曲なのですが、やたらとカッコイイ。ブレイク・ダンサーが聴いたら
じっとしていられないタイプの音だと思います。ネタを選んだ時点で出来が
決まった、ということでしょうか。エレクトロの要素としてはヴォコーダー
のみになってしまうのですが、いまも定番として愛好されています。





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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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