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Rock Steady Crew "(Hey You)The Rock Steady Crew" (Charisma 601 027) 1983

rocksteadycrew.jpg
ロック・ステディ・クルーは'70年代後半から現在まで活動をつづける
ブレイクダンス・チームの名門。もともとは'77年にジョジョとジミー・Dなる
男性二人がブロンクスで結成したのがはじまりですが、転機となったのは
'79年にクレイジー・レッグスことリチャード・コローンとレニー・レンが
新メンバーに加わってから。彼らはブロンクスからマンハッタンに赴いて
しばしばパフォーマンスを行い、ブレイキングを徐々に広めていったそうです。

'81年に写真家のヘンリー・シャルファンに認められてリンカーン・センターで
行ったパフォーマンスで知名度を上げ、翌年には映画「フラッシュダンス」に
登場。アフリカ・バンバータにも認められて彼のズールー・ネイションにも
加入し、'83年には映画「ワイルド・スタイル」にも出演します。同年にイギリスの
カリズマ・レーベル(マルコム・マクラレンの"Buffalo Gals"を出したのもここ)
からのオファーでレコーディング・アーティストとしても活動することになり、
デビュー曲として発表されたのが今回のシングルです。

彼らはダンサー達のためかメンバーの入れ替わりが激しく、その時々によって
顔ぶれが大きく異なるのですが、この時のメンバーは、リーダー格のクレイジー・
レッグス、プリンス・ケン・スウィフト、クリアキ、バック・フォー、デヴィアス・
ドーズ、そして女性シンガーのベイビー・ラヴの6名。プロデュースは元ジュールズ
&ポーラー・ベアーズのメンバーで、'80年代にはイギリスに渡って活動していた
アメリカの白人男性、スティーヴン・ヘイグでした。

音のほうは"Rock!Steady!Are You Ready!"の掛け声と共にDMXのフィル・インで
スタート。シンセ・ベースとデジタル・シンセのポップなリフに乗ってベイビー・
ラヴがハスキーな声でタイトルをラップし、男性メンバーがコーラスで呼応する
かたちで曲が進んでいきます。ちょこっとだけ男性のラップも交えつつ、中盤には
ドラム・ブレイクやダブ処理されたパートもあったりするのですが、全体の
印象は明るくポップ。男性コーラスのあどけなさもあって、殆どアイドルに
近い感じです。スティーヴン・ヘイグの持ち味にもよるのでしょうが、これは
エレクトロ/ヒップホップと言うより「ヒップホップに関わって有名になった若者が
唄っているポップス」といった方が正解でしょう。

そんなせいもあって、この曲はイギリスではトップ10入りするヒットになったものの、
アメリカでB-ボーイたちから支持されることは殆ど無く終わってしまいました。
ビデオ・クリップで彼らのブレイクダンス付きで聴くと、身を乗り出して見入って
しまうほどカッコイイのですが...





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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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