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Rammellzee versus K-Rob "Beat Bop" (Tartown TT001) 1983

beatbop.jpg
ラメルジーは、'70年代半ばからNYで活動を始めた現代アートのパフォーマー。
もともとはグラフィティ・ライターとしてスタートし、作品がアート界でも
認められるようになった'80年ごろからは本職の画家に転向、
「ゴシック・フューチャリズム」や偶像破壊主義といった独自の理論を掲げて、
絵画/彫刻/詩作などのさまざまな芸術活動を行っていきます。

スタートがグラフィティ・アートだった彼は当然のようにヒップホップにも
関わり、映画「ワイルド・スタイル」のクライマックスのライヴのシーンにも
ラッパーとして登場。黒のコート姿でなかなかカッコイイ容姿を披露している
のが彼です。「ワイルド~」の公開と同年の'83年に、アーティスト仲間の
ジャン・ミシェル・バスキアのプロデュースで(実際のレコーディングには
一切関わっていないそうですが...)発表したのが、K-ロブとのデュオ名義
によるこのシングル。

リズム・ボックスの薄いビート、イコライジングのかかったパーカッションに
エレクトリック・ベースとリズム・ギターがゆるいファンキー感を醸し出す中、
スモーキーな男性ラッパー二人が入れ替わりラップしたり、時にハモったり
して曲が進んでいきます。ベース/ギターとプロフェットのキーボードは
ジャズ畑のセコウ・バンチで、演奏自体は安定しているのですが、パーカッション
や後半に出てくるヴァイオリンにかけられたダビーなエフェクトや、一服
キメて喋っているような二人のラップのハイなトーンから、妖しくサイケな
雰囲気が漂ってきます。エコーかかりまくりの終盤は、聴いてるこちらも
頭グルグルのトリップ状態に...

音楽的に「どこが?」って感じもするのですが、リック・ルービンがデフ・ジャムを
始める際に、参考にしていたレコードでもあるそうです。また、出典を忘れて
しまったのですが、最初にラメルジーが書いてきたリリックがあまりに酷い
出来だったので、K-ロブが大半を書き直した、なんて話もどこかで読みました。

この曲はエレクトロ絡みのコンピのいくつかにも収録されてはいるのですが、
リズム・ボックス以外は全て生演奏なので、個人的にはエレクトロには数えて
いません。ただ、サイケでフリーキーな曲調があまりに特異すぎること、
バスキアによるアート・ワーク、オリジナルは500枚しかプレスされなかった
というレアリティ等から、いつの間にか「特別な1枚」になってしまった
という感じです。





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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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