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Dr.Jeckyll & Mr.Hyde "Fast Life/A.M./P.M." (Profile PRO 7048) 1984

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Dr.ジキル(本名アンドレ・ハレル)&Mr.ハイド(本名アロンゾ・ブラウン)はハーレム出身の男性デュオ。
'80年からハーレム・ワールド・クルーの名義で活動しており、テイスター・レーベルから3枚の
シングルをリリースしています。アロンゾはソロでもロニー・ラヴの名義で活動しており、NIAレーベル
から発表したシングル"Young Ladies"はプロファイル・レーベルに権利を買われて再リリース。
同レーベルと縁の出来た二人はコンビを復活し、デュオ名もホラー風味に改めて再始動します。
スーツとネクタイ姿でステージに立つことがトレード・マークだった彼らの第一弾シングルは
"Genius Rap"。ダイナミック・フォースの項に登場したエリック・マシューがプロデュースした
この曲は、トム・トム・クラブの有名曲「ジニアス・オブ・ラヴ(悪魔のラヴ・ソング)」を初めて
ブレイクに使用した曲でした。その後プロファイルから2枚シングルをリリースした後、彼らが初めて
プロデュースをカーティス・ブロウに委ねて発表したのが今回の「ファスト・ライフ」です。

カーティスは'59年ハーレム生まれの生粋のオールド・スクーラー。最初にメジャー・レーベルと契約した
ラッパーとしても知られています。何れ本人の作品も当ブログで紹介したいと思うのですが、
全盛期の曲は意外とエレクトロ度が低い...彼の作品は'84年の"Ego Trip"のアルバムまでは全て
JB・ムーア&ロバート・フォード・Jr.のプロデュースなのですが、彼らのプロダクションは生演奏の
ドラム/ベース/ギターをキチンと携えたものが中心なので、エレクトロ的にはやや違和感があります。
その一方でブロウはプロデューサーとしても活動していて、そちらでは毎回ドラム・マシンやシンセ類を
使用した音で仕掛けてくるのは面白いところです。因みに、コ・プロデュースとクレジットされている
M2とはWBLSの有名DJ、ミスター・マジックの変名です。

音は、カチカチ音が耳に残るDMXのドラムと、よくうねるエレクトリック・ベース、ポップな
ストリングス・シンセに、オールド・スクール直系のアクセントの強いラップが絡むオーソドックスな
スタイル。サビで女性コーラスが出てくる等やや甘口な感もありますが、基本に忠実な音は聴いていて
気持ち良いです。"AM/PM"のほうは、ドラム・ビートのみのトラックに男性が掛け合いラップを
聴かせるややハードコアなスタイルで、ラン-DMC辺りに通ずる音になっています。

ブロウの音は、いい意味でポップで聴きやすいです。DJハリウッド~ラブバッグ・スタースキー~
カーティスという「ハーレムの音」の流れを感じます。そう言えばフィアレス・フォーもハーレム出身&
ブロウのプロデュース作アリでした。

ジキル&ハイドのほうは、この後アルバム"Champagne Of Rap"を発表して解散してしまうのですが、
アンドレはアップタウン・レーベルを設立して社長に就任、ガイやメアリー・J・ブライジを
大ヒットさせて、ビジネス面での大物になってしまいました。


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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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