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The Egyptian Lover "Egypt,Egypt" (Freak Beat DMSR00661) 1984

egyptianlover.jpg
エジプシャン・ラヴァーはロサンゼルス出身のグレッグ・ブルッサード(Greg Broussard)の
ソロ・プロジェクト。高校時代から自作のミックス・テープを手売りして、地元では
ちょっとした有名人だったという彼は、その後LA周辺のDJが集まるアンクル・ジャムズ・アーミー
のクルーに加入して、西海岸での人気を高めていきます。

'83年にテレビのドキュメンタリー番組のサントラ盤"Breaking & Entering(25枚しかプレス
されなかったという激レア盤!)"で初レコーディングを経験し、その後アンクル・ジャムズ・
アーミー名義でのシングル"Dial A Freak"を発表(ただしこれは実質彼のソロ作品とのこと)、
それに続いてリリースされたのが初のソロ名義のこのシングルになります。

基本的にはこの曲は「プラネット・ロック」の亜流と言ってよいと思います。
クラフトワーク「ナンバーズ」の影響が大の打ち込みビートとそれに続く
ストリングス・シンセの入り方はまさにそんな感じ。ヴォコーダー・ヴォイスが
"Egypt,Egypt"と繰り返すのと後半のシンセ・ソロが中近東風メロディを
奏でる部分も「プラネット~」のヴァージョン違い、エジプトがモチーフに
なっているのが新機軸という程度です。

決定的に違うのは要所要所でハイハットのように入る「ハー、ハー」という
喘ぎ声のようなSE(大元はクラフトワーク「ツール・ド・フランス」)と
グレッグ自身のラップ。低音でヌメヌメした声質の彼のラップは
ボソボソとつぶやくようなスタイルともあいまってモロにあの行為を連想させます。
スローな曲を唄う時のバリー・ホワイトみたいな感じとでも言えばいいでしょうか。
そう言えばベスト盤のタイトルは"King of Ecstasy"でした。

エロ魔王で斬ってしまうのも可哀想なので別のフォローもすると、この人は
作曲/演奏/プロデュース/ラップ/DJまで全て自分でやってしまうところは大した
ものです。クラフトワークと並んで影響を受けたというプリンスを意識している
のかもしれません。B面に収められた"What is a D.J. If he can't scratch?"という曲は
無能なDJ/ラッパーたちを揶揄する内容です。

オークションで入手したこのシングルには、ジャケットにエジプシャン・ラヴァーご本人と
思しきサインが入っているのですが、エレクトロ一筋、この人は今もLAで毎日ライヴを
演っては終演後にはこうしてレコードを手売りして元気にやっているのだろうなあと思うと
嬉しくなってしまいます。

eloverautograph.jpg
サインはこんな感じ。
ケヴィン、オマエは今何処へ...







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No title

久々にこの名前思い出しました、昔横浜のサーカスと言うディスコに行ってた頃を思い出しました、やっぱり今聞いてもカコイイ!

No title

?さん、こんにちは。

エジプシャン・ラヴァーは根強い人気がありますね。クラフトワーク~「プラネット・
ロック」直系の音に妖しいヴォーカルがダークなカッコ良さを生んでいると思います。
プロフィール
クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

KDMX

Author:KDMX

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