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Phase II "The Roxy" (Celluloid CEL 159) 1982

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フェイズ・IIは本名をロニー・ウッド(Lonny Wood)と言い、'70年代前半から活動している
ブロンクス出身のグラフィティ・ライターのパイオニア。詳しい経歴等は検索してほしい
のですが、グラフィティ独特の書体である「バブル・レター」や「ソフティーズ」と
言われるスタイルは彼の発明とされています。

画家としての活動をメインにしつつ、ヒップホップの音楽面での動きにも関わっていて、
'82年の夏にチェルシーの「ロキシー」というナイトクラブで行われた伝説的なヒップホップの
イヴェントに参加。彼はフライヤーのデザインと、演奏中にライヴでグラフィティを描いていく
パフォーマンスを行ったそうです。その時の関係者によるイギリスとフランスへのライヴ・ツアー
にも参加し、NY以外でも名声を高めていきます。映画「ワイルド・スタイル」の登場人物の
ひとり、フェイドは彼をモデルにして生まれたそうです。

そして、自身の録音作品も残しています。最初のレコーティングはマイクロノウツの項に
登場したバリー・マイケル・クーパーのビーチ・ボーイのメンバーとして。そして、
唯一の自己名義の作品が"The Roxy"です。

当時ヒップホップ関連の作品を多数リリースしていたマテリアルのプロデュースで、
フェイズはラップと作詞/作曲を担当。演奏はマテリアルの3人-ビル・ラズウェル、
マイケル・ベインホーン、マーティン・ビシと、ハービー・ハンコック"Rockit"
項にも登場したスクラッチDJのD.STが行っています。詞の内容は上にも述べた「ロキシー」
での'82年の夏について述べたもの。

DMXがミディアム・テンポのビートを刻み、手弾きのエレクトリック・ベースが低く
唸る中、ラヴィン・スプーンフルの「サマー・イン・ザ・シティ」を引用したメロディ
からフェイズが唄いだします。その後はラップと歌を交互に演りつつ、ヴォコーダーや
鐘のサンプリング音、DSTのスクラッチ等が絡んできて、坦々と曲が進んでいく感じです。
フェイズはソフトな声質で、多少ごまかし入ってはいますが、歌もラップもなかなかの
腕前です。


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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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