スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Tha Swami Scratch "The Swami Scratch" (On The Spot NRS 101) 1984

swamiscratch.jpg
ザ・スワミ・スクラッチはスワミことホアン・ギブソンと、ブラザーズ・
シュープリーム
の項で登場したDJアントロン(アンソニー・メイビン
/スクラッチマティック)のデュオ。この名義でのシングルはこの一枚だけ
ですが、この翌年には同じ組み合わせでTwo Freshという名義でシングルを
発表しています。

ホアンは'80年代初頭から自作のミックス・テープを手売りしていたようですが、
LAのレディオトロンというクラブでのDJバトルで準優勝して名を上げ、
その時の優勝者だったアントロンとはもともと友人だったこともあって、
この即席デュオを結成したようです。

プロデューサーのウィリアム・J・ウォーカーはオン・ザ・スポット・レーベルの
オーナー。この当時は新進のレーベルですが、'80年代半ばには女性
ダンス・ポップのステイシー・Qを大ヒットさせています。ゲスト参加の
MC・K-ロック・Gはブラザーズ・シュープリームのメンバーです。
要は当時のホアンの周辺に居た仲間同士でサラッと作ってしまった曲
なのでしょう。

オモチャみたいなペナペナな音色のドラム・マシーンと、こちらも激チープな
シンセがピュンピュン唸る中、ところどころで男性の笑い声が入ったり、
シュワシュワ言ってるだけのスクラッチが繰り返されます。ドラムのリズム・
パターンが少しずつ変化しているなと思うと、中盤でここだけしっかりした
音色のストリングス・シンセがブイーンと鳴り、その後は虫の声やスクラッチが
繰り返されて終わります。

これまで取り上げてきた曲の中でも飛びぬけてチープな音で、これはおそらく
ホアンが宅録したトラックに、アントロンがスクラッチをかぶせ、最後に
デイヴ・ワトキンスが中盤のシンセをスタジオでオーヴァーダブして出来上がった
ものではないかと思います。刻々と変化していくリズム・パターン等、殆ど
鼻歌レベルのものを適当に音にしただけのような感じもあるのですが、
一種のモンド・ミュージック的な面白さでつい最後まで聴いてしまいます。

A-2の"Scratch Ragious"やB面の"To Be #1"も、違う曲ではあるけれど
基本的な作りは全く同じのチープな音響です。でもなんだか憎めないん
だよなあ。


スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール
クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

KDMX

Author:KDMX

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -
counter
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。