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Malcolm McLaren & the World's Famous Supreme Team "Buffalo Gals" (Charisma MALC 12) 1982

malcolmmclaren.jpg
マルコム・マクラレンはイギリスの白人アーティスト。もともとはミュージシャンではなく、ロンドンで
ヴィヴィアン・ウェストウッドと共にブティックを経営していたのが、店によく来ていた若者たちを
集めてセックス・ピストルズを結成させ、自身は彼らのマネージメントを行ってパンク・ムーブメントを
引き起こした...みたいな話はパンクの歴史本等で必ず語られる部分だと思います。

その後もアダム&ジ・アンツやバウ・ワウ・ワウ等を仕掛けて成功を収めるのですが、
マネージメントではなく自らミュージシャンとしてデビューする際に眼を付けたのが、当時は
まだまだNY周辺のローカルな流行だったヒップホップ、その中でもスクラッチでした。

曲全体は当時売れっ子になりかけていたトレヴァー・ホーンのプロデュースで、手堅くポップな
エレクトロ・サウンドに仕上がっています。当ブログで紹介する他のレコードと比べても
使用楽器やスタジオ・ワークのお金のかかり方はケタがひとつ違う感じ。
そこに強烈なインパクトを与えているのが、イントロや間奏部分で鳴らされるスクラッチの
グシャグシャ音でした。

当時ヒップホップを全く知らなかった私も「なんかNYではこういうレコードを手でコスって
乱暴な音を出すのが流行ってるらしいぞ」と衝撃を受け、徐々にヒップホップに興味を
持つようになっていたわけで、そういう意味ではまんまとマルコムの策略にハマって
いたのでした。

マルコム本人のヴォーカルは甲高い素人声でリズミックに合いの手を入れる程度のもので、
ラッパーとしての評価はしようがない感じですが、流行りを嗅ぎ付ける鋭さ、ウサン臭いけど
何処か惹かれてしまう部分に関しては、ご本人が亡くなった現在も変わりません。

因みにB面には"Trad Square"と副題が付けられた同曲の別ヴァージョンが収められており、
アコギやフィドルが大活躍する(ヒップホップ度ゼロの)トラッド調のアレンジに変わっていて、
こっちの方がイギリスの白人としては地が出ているのかなあ、と思ってしまいます。






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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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