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Fantasy Three "It's Your Rock" (Specific SR 143) 1983

fantasythree.jpg
ファンタジー・スリーはスペシフィック/CCLレーベルから
3枚のシングルを発表した3人組。メンバーはラリー・Bこと
ロウレンス・マック、この後フリースタイル系のプロデューサーとして
成功するチャーリー"ロック"ヒメネス、そしてリーダー格の
シルヴァー・フォックスことレジー・ホブディの3人です。

シルヴァー・フォックスはマンハッタンの125番街出身で、
'70年代末からMCを開始。同じマンハッタンの先輩格だった
フィアレス・フォーやダギー・フレッシュ、ケヴ-スキーらと
交流があったようです。

"It's Your Rock"は'83年に発表されたデビュー・シングル。
当初は「Fantasy」名義でリリースされましたが、同名異グループが
沢山居たので{3」を付けて出し直されたとのこと。プロデュースは
フィアレス・フォーのマスター・O.C.です。

マイナー調のアカペラ・ヴォーカルから始まって、オルゴールの
ようなシンセと手弾きのエレクトリック・ベースが2小節のフレーズを
繰り返し、機種がわからない位メタリックな音色に加工された
ドラム・マシンがユル目のビートを刻む...最初のサビまでは
ちょっとラリっているようなヘンテコな唄で通し、その後3人の
ラッパー達が順にラップしていきます。終盤にはテープ逆回転も
使用したエディットが入りますが、これがアルバート・カブレラ
(ラテン・ラスカルズ)がインタビューで語っていた初仕事の部分かも
しれません。

BPMが遅めなこと、手弾きのベースや半音進行のヴォーカル等、
なんとなくレゲエの影響を感じるところもあります。つぎのシングル
以降はもっとストレートなエレクトロ寄りのアレンジになるのですが、
まだ模索中の音という感じでしょうか。

また、このシングルはB面のインストが、原曲とは大幅に異なる
エディットを施された大胆なヴァージョンに変えられていて、
そちらの方を高く評価するところもあるようです。エディット担当は
カッティング・レコードのオーナー、アルド・マリン(こちらの方が
アルドと関係の深かったラテン・ラスカルズのエディットかも?)。
下に挙げた"Beat Classic"に収録されているのもこちらの
インスト版のほうです。




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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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