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Various Artists"The Definitive Electro & Hip Hop Collection"(Universal TV)2004

electro_definitive_collection.jpg

"The Definitive Electro~"は'04年にイギリスのユニヴァーサル・TVからリリース
されたコンピレイション。選曲は当ブログではおなじみストリート・サウンズの
主宰者モーガン・カーンです。CD2枚組で合計48曲も入ったミックスCDなのですが、
ミックスはロンドンのKISS-FMを中心に活躍しているDJ・スワーヴ(DJ Swerve)。

モーガンによるライナーでは、'80年代初頭にエレクトロ(「プラネット・ロック」)
が登場した当時、それがいかに革新的で音楽界だけでなくファッションやカルチャー
全般にも影響を与えたかということ、また楽器を演奏するミュージシャンでなく
ターンテーブルを操るDJによる新しい表現として注目を集めたこと、等がまず述べられ、
その後モーガンの個人的な回想に移っていきます。

'83年にNYに数週間滞在していたモーガンは現地でバカ受けしていたエレクトロに
衝撃を受け、ロンドンに戻ってからそれをなんとかイギリスでも流通させることが
出来ないかと画策するのですが、エレクトロのレコードは12インチでしか流通して
おらず、しかもアメリカからの輸入盤は若者たちには高価なため気軽には買えない、
という状況を鑑みて、モーガンは新レーベル、ストリート・サウンズを設立。
アメリカのレーベルとライセンス契約したシングル曲を集めたコンピレイションを
少しずつリリースしていきます。「ストリートサウンズ・エレクトロ」のシリーズの
誕生です。

その後このシリーズが10年以上つづくこと、'86年にはイギリスでもエレクトロ/
ヒップホップ・カルチャーが根付いた証としてイヴェント「UKフレッシュ'86」が
開かれ、バンバータ、グランドマスター・フラッシュハシムマントロニクス
等を招聘して大成功したこと、ラン・DMCやパブリック・エナミー等はメジャー・
シーンにも食い込む成功を収めたこと、ヒップホップ以外のフィールドからも
ハービー・ハンコックアート・オブ・ノイズニュー・オーダー等がエレクトロ
に関わって活躍したこと、等が語られます。

アルバムの収録曲は詳しくはこちらを参照してほしいのですが、「プラネット・
ロック」、"Al Naafiysh"、"Clear""Egypt Egypt"、"Rockit"等定番曲をほぼ
全て網羅している内容。メジャー・レーベル関連の音源を漏れなく使えて、選曲を
モーガンのように「わかっている」人が行えばこれだけ充実した出来になる、
という見本です。エリック・B&ラキムやBDP等エレクトロより後のアーティストも
数曲入っていますが、ヒップホップ史的に違和感があるような流れにはなっていない
のでそれほど気にはなりません。

ミックスされているため完奏される曲は1曲もありませんが、これだけの内容を
まとまって聴けるコンピは他に無く、エレクトロ好きなら押さえておきたい一枚です。



ラヴバッグ・スタースキー"Amityville(The House On The Hill)"




ズィーナ(Xena)"On The Upside"




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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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