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Various Artists"Old School Rarities:The Electro Jams"(Ol' Skool Flava OSF CD 4015)1995

electrojams.jpg

"Old School Rarities:The Electro Jams"は'95年にタフ・シティ傘下の
オル・スクール・フレイヴァからリリースされたコンピレイション。
選曲者のクレジットはありませんが、タフ・シティが持っている音源だけ
から選曲されているので、社長のアーロン・フュークスが選んだものと
思われます。

7曲収録されているうち、4曲に関わっているのがバリー・マイケル・
クーパー。リリース毎に名前を変えていた彼のプロジェクト-
テレトロン、マキシマス・スリー、ヴァーティクル・ラインズ、
マイクロノウツ-が全て収録されています。

バリーの経歴は以前マイクロノウツを紹介した際に詳しく書いたので
そちらを参照してほしいのですが、もともとは評論家/作家。その後
クラフトワークやバンバータの音楽に衝撃を受けて自らも音楽制作を
始め、相棒だったハーレム在住のジャマイカン、スミッティのつてから
エクスプレス・レコードよりテレトロンとしてレコード・デビュー
します。

テレトロンの音はシンセ類を使用してはいるものの生演奏の比重が高く、
またラップではなく唄もののためエレクトロというよりはYMOや
ゲイリー・ニューマン辺りのエレクトロ・ポップに近い感触でしたが、
次のマキシマス・スリーではビートもDMXによる打ち込みになり、
バリー・B、ピー・ウィー・メル等のラッパーをゲスト・ヴォーカルに
迎えて一気に「エレクトロ化」が加速。「ピーター・ガン」のテーマを
引用しているのもキマっています。

セールス的には上記2枚はさんざんだったようですが、ミックスを
バンバータに委ねて初めてのヒットになったのがマイクロノウツの
"Smurf Across The Surf"。細かなアレンジやキャッチーなリフの強調など、
それまでの作より明らかにクオリティが上がっており、バムの功績は
大きかったと思わせる出来です。

この路線で更に行くのかと思いきや、つづくヴァーティクル・ラインズ
では再びバリーがイニシアチブを取り、メロウなストリングス・シンセが
大活躍するR&B路線の唄ものへ…けっきょくこれでバリーのミュージシャン
としての活動は終わり、この後は評論家/作家に戻ります。その後の経歴に
関してはこちらに詳しいのですが、映画「ニュー・ジャック・シティ」や
「アバヴ・ザ・リム」の脚本を執筆して一定の成功を収めました。

残りの3曲は、マキシマス・スリーにも参加していたバリー・Bのソロ
作品(子供番組のテーマ曲みたいなポップ調)、スプーニー・ジー
未発表曲"What Is This?"、シカゴの謎のアーティスト、インクレディブル・
フライの曲なのですが、いずれもデモ段階のような出来で今イチでした。

ジャケットのアンドロイド・ラッパー(?)を見た瞬間に「コレは即買い!」と
思ったのですが、いざ聴いてみると「う~ん…」となってしまった一枚。
記録・資料用としていちおう持ってるか、ぐらいの感じですかね…



テレトロン"What Time?"




マキシマス・スリー"Rock It Out"




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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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