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Various Artists"The Tommy Boy Story Vol. 01"(Rhino R2 73342)2006

tommy_boy_story01.jpg

"The Tommy Boy Story~"は'06年にライノからリリースされた
コンピレイション。タイトル通りトミー・ボーイ・レーベルの作品を
集めたものです。選曲/監修はJohNick名義の作品で知られるハウス系
プロデューサーのジョニー・"D"・デ・マイロが担当。ライナーを執筆
しているのは英「Blues & Soul」誌のルイス・デネで、レーベル設立時の
様子から'06年現在までの流れを詳しく記しています。

'78年にシュガーヒル・ギャングの「ラッパーズ・ディライト」が
(特にNY周辺で)爆発的なヒットになり、メジャーの流通に乗らなくても
レコードは売れる時代になったことを察知したトム・シルヴァーマンは、
自宅の小さなアパートを事務所にしてまず雑誌「ダンス・ミュージック・
リポート」を創刊。手応えを感じたトムはつぎにレーベル経営に乗り出し、
ソウル・シンガー、エリック・ヌリ(Erik Nuri)のシングル"Let's Vote"
ライセンス・リリースすることでレーベルをスタートします。

次のシングル、コットン・キャンディの"Having Fun"も不発に終わりましたが、
その次のボン・ロック"Junior Wants To Play(ジュニアの"Mama Used To
Say"のカヴァー・ラップ)"が小ヒットしてレーベル運営も軌道に乗り、
続いてはコットン~のシングルでミックスを担当していたアフリカ・
バンバータを中心に据えて"Jazzy Sensation"を発表。こちらは35,000枚を
売るヒットになり、その次に「プラネット・ロック」が登場するわけです。

その後は「プラネット・ロック」のトラックを流用して今度はヴォーカル・
グループのプラネット・パトロールをデビューさせ、更に「次のエレクトロ」
を探していたトムはボストンで活動していたジョンザン・クリューを発掘、
その間にもバンバータ/ソウルソニック・フォースの人気は上昇して
誰もが注目するレーベルになっていく…といったところが大まかな流れです。

このコンピはCD2枚組で全22曲入り。ディスク1が主に初期のエレクトロ中心の
曲で固められ、ディスク2にはそれ以降のリリース~エレクトロ以外の曲も
含む~を収録して、徐々にレーベル・カラーが多様化していくさまを表して
います。

バンバータの最初の4枚、P・パトロールの3枚のシングル等が入っているのは
もちろんですが、12インチでしか出ていない"Play That Beat Mr.D.J."
スペシャル・リクエストラリー・ジョセフの"Rock The House"、
12"もプロモしか無かったラテン・ラスカルズの"Lisa's Coming"辺りの
収録が嬉しい。アルバムのヴァージョンは正直かったるいインフォメーション・
ソサエティの2曲も12インチのリミックスならなかなかいい感じです。

トミー・ボーイのレーベル・コンピは何種も出ているのですが、「エレクトロ期」を
キチンと押さえてある内容で現在も入手出来るものはこれのみ。アナログ・
レコードを模してレーベル部分が丸くくり抜かれたジャケットのデザインにも
愛情を感じます。



プレッシャー・ドロップ"Rock The House"




ラテン・ラスカルズ"Lisa's Coming"





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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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