スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Various Artists"The Kings Of Electro"(Rapster RR0071CD)2007

kingsofelectro.jpg

"The Kings Of Electro"は'07年にドイツのラップスター・レコードから
リリースされたコンピレイション。

CD2枚組で、ディスク1は当ブログでもおなじみのプレイグループの
トレヴァー・ジャクソンが、ディスク2はドイツのテクノ系デュオの
オルター・イーゴが選曲しています。これは「エレクトロ」という
ジャンルを広く捉えてのもので、ディスク1は'80年代に作られた
元祖エレクトロ('90年代の曲も2曲入ってますが)を、ディスク2は
'90年代のクラブ~テクノ・ミュージックが一般化して以降のエレクトロを
扱った内容。名称は同じでも、音の感触はかなり異なる両者をまとめて
フォローしてしまおうという、ある意味欲張った内容です。当ブログで
扱っているのは'80年代のエレクトロなので、以下はディスク1について
書いていきます。

T・ジャクソンに関しては以前ミックスCD"Partymix Vol.1"を紹介しましたが、
その時の選曲から窺えるように'80年代の音楽に強い影響を受けている人物。
そう言えば以前某誌のインタビューで「いちばん好きなアルバムはマイケル・
ジャクソンの『オフ・ザ・ウォール』」と言っていました。もともとは
チャンピオン・レコーズでジャケット・デザインを手掛けて音楽業界と関わる
ようになり、その後リミキサーとして制作側に転身。'90年代には
アンダードッグの名義で(ヒップホップ色濃い)リミックスを多数手がけ、
'00年代に入ってからはプレイグループを名乗ってヒップホップ、ハウス、
ロック~ニュー・ウェイヴ、レゲエ~ダブ、テクノ等を混ぜ合わせた
独特の音楽を作り出しています。異なる要素のミックスの仕方や、
楽器の音色のチョイスが絶妙で、個人的には'00年代に最も影響を受けた
アーティストです。最近ではインダストリアル/エレクトロニック・
ボディ・ミュージックのコンピ2種を選曲していました。

曲目は詳しくはこちらを参照してほしいのですが、ヒップホップ系のエレクトロ
を中心にしつつ、ロック系のクリス&コージーやヴィサージ、デトロイト・テクノの
モデル500(ホアン・アトキンスのグループ)、R&B寄りのヴァニティ6やC-バンク、
クラブ系のエナジャイズやディー・ライト、レゲエのジュニア・ウィルソン、
そして坂本龍一の"Riot In Lagos"等も選ばれた多彩な内容。ジャンルはバラけて
いても、音の感触に気を配って選曲されているので、統一感を持って聴けます。

ヒップホップ寄りの曲はハシムフィアレス・フォーハイ・フィデリティ・3
アンノウン・DJダイナミクス・IIオリジナル・コンセプトフーディニ等が
選曲されています。フィアレス・フォーやハイ・フィデリティ・3の曲は
他のコンピにも収録されていない貴重なセレクトです。

"Al-Naafiysh"や"Riot In~"等定番の曲を混じえつつ、シングルB面やアルバム・
オンリーの曲、別ヴァージョンも多いところにイギリス人DJらしいこだわりも
感じます。基本のコンピを揃えた後に聴いてみる、みたいな感じかなぁ。



ハイ・フィデリティ・3"B-Boys Breakdance(Dub)"





フィアレス・フォー"Just Rock"




スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール
クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

KDMX

Author:KDMX

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -
counter
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。