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Various Artists"Social Classics Volume 3 - Dread Meets B-Boys Downtown"(Heavenly HVNLP 44CD)2004

dreadmeets.jpg

"Dread Meets B-Boys~"は'04年にイギリスのヘブンリー・レコーディングスから
リリースされたコンピレイション。選曲したのはロンドン出身のジャマイカ系DJ、
ドン・レッツです。

レッツの経歴はwikiこちらのインタビューを参照してほしいのですが、
もともとはロンドンで「アクメ・アトラクションズ」なるブティックを経営して
いたのが、友人のアンディ・チェゾウスキが始めたクラブ、「ロキシー」で
DJを行うようになり、レゲエ~ダブを大音量でプレイして人気を得ます。
アクメ~時代からの常連だったクラッシュのメンバーとも仲良くなり、彼らの
ライヴの模様を映像で記録するカメラマンとして雇われるようになります。
そこからパンク・シーンとの繋がりが生まれてジョン・ライドンやリチャード・
ブランソン(ヴァージン・レコード社長)らとも知己を得、レゲエとロンドン・
パンクの橋渡し的な存在として様々なミュージシャンと関わっていくのですが、
その途中でヒップホップとも出会っていたのでした。

ライナーにレッツ自身の回想としてその経緯が語られているのですが、
'81年にクラッシュがNYにツアーを行い、レッツはカメラマンとして同行して
映像を記録します。クラッシュのメンバーの帰英後もレッツは編集作業の
ためNYに残り、その間に現地のクラブ、フィーヴァーやハーレム・ワールド、
ロキシー、ネグリルといった店で当時盛り上がりつつあったヒップホップに
触れて衝撃を受けます。レッツがロンドンでパンクとレゲエに親和性を
感じていたのと同じように、NYではパンクとヒップホップがごく近くで
共存していたことにもシンパシーを覚えたとのこと。

その後はグラフィティ・ライターのフューチュラ2000とクラッシュを共演させたり、
ファブ・ファイヴ・フレディやバンバータとも邂逅、同じころイギリスでは
マルコム・マクラレンが「バッファロー・ギャルズ」を発表して、世界的に
ヒップホップが広がっていくことになります。偶然居合わせただけですが、
レッツはその少し前に「プラネット・ロック」やグランドマスター・フラッシュを
体験していたのでした。

このコンピは当時レッツがクラブで聴きなじんだ曲、また制作の現場を目に
した映画「ワイルド・スタイル」のサントラから選ばれています。ヒップホップ
だけでなく、クール・ハークらがかけていたブレイクビーツ・クラシック
(モホークスの"The Champ"、ベーブ・ルース"The Mexican"、インクレディブル・
ボンゴ・バンド"Apache")、元祖エレクトロ、クラフトワークの"Metal On Metal
(「ヨーロッパ特急」のヴァージョン違い)"、レッツ自身のお仲間クラッシュや
M・マクラレン等の曲も収められています。

エレクトロの曲はハシムフィアレス・フォーマイクロノウツファンタジー・
スリー
が収録。レッツのNY滞在時に限った選曲なので、'83年以前の曲で
固められています。

この後のレッツは、クラッシュを脱退したミック・ジョーンズのグループ
ビッグ・オーディオ・ダイナマイトに参加して5枚のアルバムを残し、さらに
自身のグループ、スクリーミング・ターゲットを結成。そちらはアルバム
1枚で解散してしまいますが、その後は映像作家、DJ、コンピの選曲等で
いまも活躍中です。



クラフトワーク"Metal On Metal"




ファンタジー・スリー"It's Your Rock(Instrumental)"




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No title

どうもです。
クラフトワーク/ヨーロッパ特急は基本中の基本ですよね~。SPECIAL REQUEST/Salsa Smurphのビートも確かこれと同じパターンでしたよね?

ドイツ物だと、ASH RA(TEMPEL)やMANUEL GOTTSCHINGも好きですね(特にド定番のE2-E4)。

I.R.T./Watch The Closing Doorsも確か83年頃じゃなかったでしたっけ?(好きで今でもたまに聴いています。)

こんにちは

クラフトワークはともかく、ジャーマン物はそんなに系統立てて聴いてないです。
アシュ・ラとかクラスターとか一応手を出してはみましたが、もうひとつのめりこむ
こと無しでした…"E2-E4"は気持ちイイとは思ったのですが、イーノやジョン・ハッセル
のほうが好きだったかなあ。

IRT、持ってないんですが、調べてみると'83年のリリースですね。
中心メンバーのランディ・クラインはジャズ畑の人のようです。

No title

ランディ・クライン、ジャズ畑の人だったんですね~。知りませんでした。そこら辺からもI.R.T.からあまりヒップホップ臭が感じられない要因があるのかもしれませんね。

ジャズ出身者

当ブログで取り上げた人だと、テリー・ビューラスやパワー・ジャムのスコット・マーティンも
もともとはジャズを演っていた人ですね。キーボード奏者だとシンセや打ち込み等の
機材が扱える+ジャズ屋は譜面に強い→エレクトロが演奏出来る、みたいな流れで
依頼があったのかもしれません。
プロフィール
クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

KDMX

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