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O.G.C."Bugging Out"(Web WB 77303)1985

ogc.jpg

O.G.C.は"Old Gold Crew"の略。'90年代にアルバムを出していた
ブート・キャンプ・クリック一派のグループとは無関係です。メンバーは
クール・アイス・C、チャーリー・D、レグ・ラヴ(Reg Love)、マネー・マイクの
4名。作曲者に名のある4名-R.Toney,T.Clair,M.Gibson,C.Dozier-が各々の
本名と思われます。

彼らは'70年代からニュークリアスのライヴァル・グループとして活動していて、
様々な場面でお互いに張り合っていたそうですが、個々のメンバー間では仲良く
していたとのこと。もともとグラフィティ・ライターだったチャーリー・Dは、
コズモ・D(ニュークリアスのリーダー)のグラフィティの師匠的な存在、
レグ・ラヴはニュークリアスのDJのドクター・フリーズと旧知の中だった、
クール・アイス・Cはコズモのプロデュース作にたびたびゲスト参加していた、
マネー・マイクはこの後ニュークリアスの変名グループに関わる・・・等々。
おそらくクリスチャン系のアーティスト独特のサークルみたいなものが
あったのではないかと思うのですが、そんな親密な間柄から、コズモ・Dと
チリー・Bのジャム・オン・プロダクションズでは初の外部アーティストの
プロデュース作として今作が作られることになります。

レーベル上のクレジットではプロデュースはニュークリアスの時と同様に
ジョー・ウェッブとフランク・フェアの二人になっていますが、実際に
音を作っていたのはコズモとチリーのコンビ。レーベルのWebはこのシングル
1枚しか確認出来ていないところですが、ジョー・ウェッブ個人のレーベル
だとのこと。

DMXのアップ・テンポのビートと共にメンバーがユニゾンで"We Buggin'x3,
ハッハーッ、We Buggin' Out!"と唄い、それが何度か繰り返された後に
集団ラップがスタート。フューリアス・ファイヴトレチャラス・スリー
思わせる正統派のスタイルで、DMXとわずかなシンセ・ベースのみをバックに
MCの力で冒頭2分ほどを引っばり、その後TR-808やホーン・シンセが加わって
きます。短い間奏を挟んでソロ・パートがはじまり、自分たちがいかに優れた
MCかをアピール+小節末ではガヤという形で盛り上げ、キメでは冒頭のコーラスが
呪文のように繰り返されます。ところどころにシンセ・ソロやドラム・ブレイクが
入りつつ集団ラップ中心で曲はすすみ、一段落してメンバー間の会話~コーラス~
スネア連打で終了。

ニュークリアス本体の作品では、もっとシンセ類の音色やヴォコーダー等を
前面に出しているように思うのですが、今作での主役はメンバー達による
集団ラップ。リズム重視のシンプルなトラックと、強くアクセントをつける
MCたちの暴れっぷりがカッコ良い。隠れた名作のひとつと言っていいのでは
ないでしょうか。



レーベルの色はゴールド、オレンジ、ピンクの3色がありますが、
ゴールドが初回プレス盤だとのこと。

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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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