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Fearless Four "Something New" (Elektra 67924) 1983

fearless4something.jpg
フィアレス・フォーはNYのハーレムで結成された6人組。メンバーは
グレイト・ペソ、デヴァステイティング・ティト、マイティ・マイク・C、
D.L.B.、マスター・O.C.、クレイジー・エディの6人です。OCとクレイジー・
エディがDJで他の4人はMCという構成。もともとティトとOCの二人が
ハウスロッカーズ・クルーという名で活動していたところに、メンバーの
加入/脱退が何度かあって上記のラインナップが固まったのが'70年代終わり
のこと。

キャット・スティーヴンスの曲をモチーフにした'81年のデビュー・シングル
"It's Magic"がまずまず好評だった彼らを一躍有名にしたのがつづく"Rockin' It"。
クラフトワークの「マン・マシーン」を引用したピコピコ・サウンドと
緩急の効いたMCの絡みがカッコ良く、それまでラップの曲を殆どオンエア
しなかったWBLS局のフランキー・クロッカーズの番組でも1位を獲得。
人気者となった彼らはエレクトラと契約し、カーティス・ブロウに続いて
メジャーと契約したラッパーになります。

エレクトラ第1弾としてリリースされたのが今回のシングル。"Just Rock"は
イギリスのテクノ系アーティスト、ゲイリー・ニューマンの「カーズ」の
カヴァー。引用でなく基本的なアレンジやヴォーカルのメロディも原曲と同じで、
詞やラップだけが彼らのオリジナルという大胆な作りです。バックの演奏は
エンジョイ・レーベル時代からのつきあいのドラマー/プロデューサーである
パンプキンが作ったもの。原曲と聴き比べてみると、生だったドラムが
打ち込みに変えられ、SE的なピコピコ音が加えられる等、エレクトロとしての
意匠は整えられている感じです。クラフトワークの次はゲイリー・ニューマンで
当ててやるぜ!ってところでしょうか。ミックスはラリー・レヴァンが担当
していますが、正直どういう意図で起用されたのかわからないです。

B面の"Got To Turn Out"はオージェイズの"For The Love of Money"の印象的な
ベース・ラインを引用したファンキーな曲。エレクトロ度は低いですが、
ラップのルーティン、ガヤ入れ、集団MC等ラップ・グループとしての
持ち味はこちらでのほうが発揮されていてカッコイイです。

オールド・スクール直系の強く抑揚をつけたラップと、エレクトロが合体した
彼らのスタイルが大好きなので、これ以降の作品やメンバーのソロも何れは
紹介したいと思います。



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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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