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Rich Cason And The Galactic Orchestra"Year 2001 Boogie"(Rappers Rapp 12" 1991)1983

richcason2001.jpg

"Year 2001 Boogie"は'83年にリリースされたリッチ・ケイソン&ザ・ギャラクティック・
オーケストラの初のシングル。リッチの経歴に関しては、以前"Space Connection 2012"
紹介した際に詳しく書きましたので、そちらをご参照くたさい。

以前も書きましたが、この曲はキャプテン・ラップの"Bad Times"とトラックが酷似していて、
「どちらが先に作られたものかは不明」等と書いてしまいましたが、こちらのインタビュー
よると、もともとはラッパーズ・ラップ・レコードのオーナー、ダフィ・フックスIIIからの
依頼で「プラネット・ロック」のようなインストのエレクトロの曲を作ることになり、その曲に
ダフィが"Year~"と命名。完成したシングルはクラブ・ヒットしたのですが、この曲を
聴いたサターン・レーベルのオーナー、クレタス・アンダーソンが友人であるダフィに
同曲のラップ・ヴァージョンを作らせてくれと依頼してダフィは快諾。リッチは"Year~"の
トラックをサターンに提供し、サターン側ではジミー・ジャム&テリー・ルイスに依頼して
ベースとドラムを一部追加。その上にキャプテン・ラップとキンバリー・ボールが
ヴォーカルを加えて出来上がったのが"Bad Times"になるのだそうです。リッチは「"Year~"は
ダフィとクレタスのジョイント・ベンチャーみたいなものさ」とも言っています。

名義はギャラクティック・オーケストラになっていますが、実はメンバーはリッチ一人。
「録音時に様々な楽器を一人で操ったのでこんな名にしてみた」そうです。作曲/
プロデュースも彼で、スタジオで黙々と演奏する姿が思い浮かびます。

スタートと同時に「ミューン」というチープなシンセが絶えず鳴り、続いてTR-808が
アップ・テンポのビートを刻みます。シン・ドラムがピョンとアクセントを付け、
シンセ・ベースがブワブワと跳ね、ホーン・シンセが合いの手を入れる中を
ストリングス・シンセがメインのメロディを弾いて曲が進んでいきます。サビで
転調が入りますがすぐまた元の展開に戻って2小節のフレーズが繰り返され、
その後はわずかにアドリブが入って変化を付けます。終盤にブレイクが入り、
1分ほどシンセ・ベースのソロがつづきますが、その後は元に戻ってフェイド・アウト。

先に"Bad Times"を聴いていたせいか、展開やアレンジがやけにあっさりしていて
どこか物足りない...ただ"Space Connection"と比べると、シンセ・ベースの
ブヨブヨ音が前に出ているせいか、リズム・アレンジ的にはなかなか良いように思います。
「プラネット・ロック」を意識して作った割には今いちテンション低い気もしますが(汗)。
ホーン/ストリングスの絡め方にはR&Bの名残を残していて、ここら辺にはリッチの
クセが出ているようです。






キャプテン・ラップ"Bad Times(I Can't Stand It)"
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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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