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4 Killer M.C.'s"Killer Rap"(Bee Pee BP251)1984

4killermcs.jpg


フォー・キラー・M.C.ズは'84年にこのシングル1枚のみをリリースして
消えたグループ。ゲストのリル・モンスキーは曲の後半に登場する
子供ラッパーです。

メンバーの構成や経歴は全くわからず...YouTubeのこの曲のビデオに、
このグループのDJだったというビッグ・ダズなる人物の投稿があるのですが、
そこでのコメントから察するに、MC陣はバム、タブー、ジェフ、ジャズの
4名らしい...当時彼らはまだ14歳だったとのこと。

プロデュースはビー・ピー・レコーズ関連作を一手に引き受ける
バーナード・トーマス。今回は彼について書いてみようと思っていろいろ
調べてみたのですが、経歴やインタビュー等は全く見つかりませんでした。
当ブログでもヴェリチェリテリー・ビューラス等の作品を取り上げて
いますが、'70年代終わりにピーター・ブラウン関連のヘヴンリー・スターや
ランド・オブ・ヒッツといったレーベルでプロデューサー/アレンジャーとして
活動をスタートし、'81年には自らもRapper Dapper名義でラッパーとして
シングルをリリース。その後はルイス・ウェストが設立したビー・ピーや
ロバート・ヒルが所有するザキア・レコーズでプロデュース業を行います。
'80年代半ばからはルイスと二人でドクター・フレッシュ(Dr.Freshh)名義で
活動したり、'86年にはBDPの前身スコット・ラ・ロック&ザ・セレブリティ・
スリーのシングル"Advance"を制作したりもしているのですが、'80年代の
終わりには活動が途絶えています。おそらくブロンクスを拠点にルイスや
ロバート達とスタジオでツルんでいた仲間なのでしょうが、これといった
ヒット曲もないままキャリアを終えてしまったようです。

この"Killer Rap"はバーナードの活動にいちばん脂がのっていた時期('84年)の
リリース。共同プロデュースにルイスが関わっています。

DMXがミディアム・テンポのビートを刻み、エレクトリック・ベースがスラップして
アクセントをつけます。2種のホーン・シンセが合いの手を入れる中、
じゅくじゅくした音色のシンセがソロを取り、その後MC陣がコーラスを唄います。
「オレ達が来るのが見えたら、後ろに下がったほうがいいぞ。多くのMCを
倒してきたんだ、俺たちキラー・MCズ!」といった具合。そのまま掛け合いラップを
始め、スタースキーやカーティス・ブロウ、フィアレス・フォー等をこきおろします。
サビでは(シンセに変わった)ベース・ラインに寄り添うように唄い、シンセ・ソロが
入ります。その後はMCたちのソロ・パートに移り、各々が自分はどれほどすごい
MCかを語ります。再びシンセのソロが入った後はドラム・ブレイクとメンバーが
「フッフッハッハ、フー!」と叫ぶ掛け声が交互に現れ、ユニゾン・ラップに
戻ります。後半は子供ラッパーのリル・モンスキーが登場し、メンバーと会話したり、
唄ったりしながら進み、ユニゾン・ラップの繰り返しで終わります。

バーナードの作品に共通しているのですが、唄のパートが多く、メロディアスで
R&B寄りの音に仕上がっています。唄が目立つせいか、バックの音はモロに
エレクトロなのにキカイ感が薄く、非常にポップに聴こえます。ターゲットに
しているラッパーのメンツからして彼らはハーレム出身かと思うのですが、
そこからも彼らの品の良さ、ポップなたたずまいを類推してしまうのでした。



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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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