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Hot Streak"Body Work"(Easy Street EZS 7503)1983

hotstreak.jpg

ホット・ストリークはソングライター/プロデューサーのカーティス・
ハドソンによって作られたグループ。'83年にこのシングル1枚のみを
残しています。

カーティスは当初は弟のレイモンド&ウェイド・ハドソン達と共に
ザ・プロフェッショナルズというグループを結成し、ニュー・ジャージー
周辺のチトリン・サーキットでカヴァー専門のクラブ・バンドとして
活動していました。そこにレイモンのガールフレンドの友人だった
女性シンガーのリサ・スティーブンスが紹介され、オーディションとして
E,W&Fの"Keep Your Head to the Sky"を唄わせてみたところ、リサの
声域の広さにカーティスが感嘆してすぐグループへの加入が決定。
そこから彼らはグループ名をピュア・エナジーと改めて、オリジナル曲を
演奏するレコーディング・アーティストを目指すことになります。

グループは'80年にディスコ系のレーベル、プリズムと契約して1枚のアルバム、
数枚のシングルを発表するのですが、セールス面ではパッとせず、活動は
停滞します。ここでのインタビューによると、彼らは本来はクロくて
ファンキーな音楽性を持っていたのに、レコードはディスコ系の軽い音に
作られてしまったこと、またレーベルが新しかったため、スタッフが
プロモーションのノウハウを持っていなかったこと等にカーティス達は
不満を持っていたようです。

その後、カーティスとリサの二人はプロテュース/ソングライティング中心の
裏方としての活動に廻るようになり、女性シンガーのマキシン・シングルトンや
妹のロウリス・ハドソン等のシングルを制作。スタジオ内で過ごすことが
多くなっていたカーティスが、レコーディング中の空き時間に作ったのが
この"Body Work"でした。ドラム・マシンとベースはカーティスが演奏し、
リサとロウリスにコーラスを唄わせて、パーカッションには旧知の仲だった
バシリ・ジョンソンが参加。出来上がった曲を彼らのマネージャーが
設立されたばかりのイージー・ストリート・レコーズに持ち込み、
レコード契約を取り付けます。カーティス達はまだプリズムとの契約が
残っていたので新たにヴォーカルを入れることを決め、スペシャル・
フォーシズというグループで活動していたデリック・デュプリーという
男性シンガーをスカウトして、彼のヴォーカルを加えます。さらに
ビュア・エナジーのプロモーションを行っていた際に知り合ったジェリービーン
コ・プロデュースとミックスで加わり、ジェリービーンの相方フレッド・ザーが
シンセのソロを加えて曲は完成。

イージー・ストリートから発売されたシングルはジェリービーンの
プッシュもあって当初NY周辺のクラブでヒットしていたのですが、発表の
翌年に映画「ブレイキン」のサントラにも収録され、ポリドールから
再リリースされたところ100万枚を超える大ヒットになります。ちなみに
このシングルにカップリングで収録されていたのが"Reckless"でした。

打ち込みのドラムがハンマーを打つようにビートを刻み、シンセ・ベースが
ジジジジ...と規則的に低音を加えます。マッチョな男性コーラスが
"I Don't Know How To Control,Music Makes You Lose Control.
Work Your Body To The Beat,Body Work Set You Free."等と唄った後、
ドラムがディスコ・ビートに変わり、パーカッションも加わります。
シンセのソロが短く入った後、"Work,Work"という男性/"Body"という女性の
コーラスが交互に繰り返され、エレピがケニ・バークの"Keep Risin' To
The Top"からパクったようなリフを繰り返します。さらにリズム・ギターや
ヴォコーダーも加わり、その後はコーラス/シンセ/ヴォコーダー/パーカッションが
順にソロを取って曲が進んでいきます。コーラスはひたすら「身体を動かせ!
そうすればハイになる!」的な主張をつづけ、終盤は彼らがアドリブで
唄ってフェイド・アウト。

軍隊の号令/掛け声を連想させる男臭いコーラスが印象的。この声が大音量で
流れる中を複数の人が踊りまくる状態というのは、なんだかゲイっぽいです(汗)。
シンセ・ベースがイェロ(Yello)'81年のヒット"Bostich"を意識している風
でもあり、それがエレクトロ感を強くしていると思っていたのですが、
今回改めて聴いてみると、手弾きのシンセ類やパーカッションも
きっちり入っていて、ディスコ寄りのポップス/R&Bとして完成された音だと
感じました。グループの成り立ちがワープ9にも似ているのですが、
そのどちらにも関わっているのがジェリービーン。そして、この後のカーティスは
ジェリービーンとの縁からマドンナに自作の「ホリデイ」を提供し、これが
大ヒットして裏方としての活動が軌道に乗っていくのでした。もともと、
そういうポップな曲を書く資質を持っていたんでしょうね。








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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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