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Eddie B.&Oscar T."Where's The Beef?"(Sagittarius 001-84)1984

eddieboscart.jpg

"Where's The Beef?"は'84年にリリースされた、エディ・ブルッサード
(Eddie Broussard)とオスカー・T・ノック(Oscar T. Knock)のコラボ・シングル。
このコンビでのリリースはこのシングル1枚のみです。

各々の詳しい経歴は不明ですが、エディのほうは2年前の'82年に同じサジタリウス・
レコードから、カーティス・ブロウのバラード曲をカヴァーした"All I Want In
This World (Is To Find That Girl)"というシングルを発表しています。苗字が
同じですが、エジプシャン・ラヴァーとの血縁は無いとのこと。オスカーは、
この後'85年にレオン・ヘイウッドのシングルで演奏を手掛けたり、'86年には
ソロ・シングル"My Knees Get Weak"を発表したりしています。二人とも
カリフォルニアのロング・ビーチを拠点に活動していたようですが、上に書いた
程度しかレコーディングの履歴はないようです。

曲名になっている"Where's The Beef?"というのは、当時の流行語で、もともとは
ハンバーガーのウェンディーズの広告に用いられた台詞。競合チェーンの
ハンバーガーの肉が少ないことを揶揄したものですが、その後慣用句化して
「外見は立派だけど肝心の中身は大したことない」というような場合に広く
用いられています。

このシングルではトラックの作曲と演奏はオスカーが、作詞とラップはエディが
担当。バック・ヴォーカリストとして4人の名前がクレジットされていますが、
他での録音が確認出来ないので、ロング・ビーチ周辺のローカルなミュージシャン
だと思われます。

イントロからヴォコーダーが曲名を繰り返し、DMXがアップ・テンポのビートを
刻み、それに合わせてスクラッチがコスられます。その後リズム・ギターと
ストリングス・シンセが加わり、男性コーラスが曲名を繰り返し、ファンキーな
シンセ・ベースも絡みます。音が厚くなったところで男性ラッパーが登場し、
ちょっと抑えた口調で自分のデートの模様を語ります。サビではガールフレンド役の
女性の台詞が入り、その後男性ラッパーが複数になり、2度目のサビではピッチ変更した
子供声のヴォーカルが曲名を連呼。ドラム・ブレイクにスクラッチが絡んだ後、
ヴォコーダーと口笛のような音色のシンセがソロを取り、再び曲名連呼のコーラス~
ギター・ソロ、そして子供声のヴォーカルが話の顛末を語って終わります。

どうやらここでは"Beef"というのは男性のシンボルのことを指しているらしく、
つまりこの曲は「粗チン」をからかわれた男の嘆きをテーマにしたもののようで、
クールなヴォコーダー・ファンクといった曲調に対して実はユーモラスな
ノヴェルティ・タッチの曲であったことがわかります。フレディ・フレッシュの
例の本
を見るとエルヴィン・ジャーマンの同時期のシングル"Beef Box"
参照、みたいなことが書いてあるのですが、"Box"というのは女性のアソコという
意味もありますから、"Beef Box"のほうはそういうことを語っていたのか!と
今ごろ気付いたりして(汗)...

ギターも入ったメロデイアスな作り、あまりうまくないラップやスクラッチといった
辺りからして、ふだんR&B系の音楽を演っているミュージシャンが流行りに乗じて
ラップぽく作ってヒットを狙ってみた、ということのようです。



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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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