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Terry Burrus Ninety Nine"Mighty Mouth-(Va Voom)"(Bee Pee BP255)1983

terryburrus.jpg

テリー・コーリー・ビューラスはNYのブルックリン生まれのキーボード奏者/
プロデューサー。生年は不明ですが'60年前後と思われます。一般的には
'90年代に入ってデフ・ミックス・プロダクション入りして、フランキー・
ナックルズやデイヴィッド・モラレスのリミックス曲にてハウスの曲に特徴的な
ピアノのリフレインを弾いていた人、というイメージが強いですが、元々は
クラシックやジャズを学んでいたようです。

5歳の頃からピアノとオルガンを学び、7歳で地元のワシントン教会でオルガン奏者に
雇われるまでになっていたテリーは、ジュニア・ハイスクールでは楽隊に入って
ギターとピアノを担当します。その後音楽の専門校に入学して編曲や対位法を学び、
16歳の頃にはジャズ・ギタリストのミハウ・ウルバニアクやフィリー・ソウル系
シンガーのジーン・カーンのツアーを経験。さらにレニー・ホワイト、メルバ・
ムーア、トム・ブラウン等NY周辺のジャズ/ソウル系ミュージシャンのバックを
つとめます。'81年ごろからはスタジオでのレコーディングにも関わるようになり、
トム・ブラウン、ボビー・ブルーム等の作品に参加。ハイスクール時代の仲間だった
この辺のミュージシャン~オマー・ハキム、マーカス・ミラー、バーナード・ライトら~
との繋がりが強かったようです。

'83年にはマーカスのプロデュースで初のソロ・シングル"Love Rockin'"を発表。
この曲はマーカスのスラップ・ベースが唸るディスコ・タッチのインストでしたが、
同年に出した今回のシングルではエレクトロ寄りのアプローチを見せています。
共同プロデュースをつとめるバーナード・トーマスはこのBee Peeレーベルの一連の
シングルやザキアのヴェリチェリ等も手掛けた人物で、本来はジャズ/フュージョン畑の
テリーの作風をうまくエレクトロ化させたのはこの人ではないかと思われます。

スタートと同時にDMXがアップ・テンポのビートを刻み、シンセ・ベースがブニュンと
唸ります。エレクトロ感を強調するピコピコのシンセ音をバックにテリーが
フワフワしたシンセのソロを聴かせた後、太い声の男性のナレイションが主人公の
マイティ・マウスを紹介し、P-ファンク風のコーラスをバックに男性(テリー?)が
唄って曲が進んでいきます。サビではヴォコーダーがジョージ・クリントン"Atomic
Dog"からパクったようなフレーズを唄い、コーラス隊が"You Gotta Mighty Mouth-
Va Voom!"と曲名を繰り返します。その後はここまでの繰り返し~終盤でテリーの
アドリブでのシンセ・ソロへ流れ、コーラスのリフでコーダになります。

早めのBPMにP-ファンクを意識したコーラス/ヴォコーダー、そして主役のテリーの
キーボード・ソロ...という曲。悪い出来ではないけれど、どこか食い合わせが
良くなくてちぐはぐな印象です。この後テリーはしばらくソロでの作品を控え、
ハウス寄りに活動範囲が変わってから復活することになります。


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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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