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D.J.Magic Ray and the Undefeated Three"Unity Rap"(Apexton AP 114)1982

unityrap.jpg

「ユニティ・ラップ」は'82年にリリースされた、D.J.マジック・レイ&ザ・
アンディフィーテッド・スリーの唯一のシングル。中心メンバーはこの後
ソロで活動することになるファンクマスター・ウィザード・ウィズこと
エリック・ロケット(Eric Lockett)でした。

ブロンクス生まれのエリックは'76年ごろからブレイク・ダンサーとして
活動を始めましたが、その後地元のルーズヴェルト高校で行われたパーティで
プリンス・ウィッパー・ウィップ、グランドマスター・カズ、チャーリー・
チェイスらのパフォーマンスに衝撃を受けてMC転向を決意します。'79年には
友人のイーズィ・G、T・ラ・ロック、ヴィシャス・Tと共にアンディフィーテッド・4を
結成するもうまく行かず、T・ラ・ロックとヴィシャス・Tが抜けて代わりに
クール・シュープリームが加入、グループ名の4が3に変わって本格的に
活動を開始します。更にイーズィ・Gからの紹介で専属DJとしてマジック・レイが
加わります。

'82年に彼らはディスコ系のインディ・レーベルだったアペクストンと契約し、
既に完成していたトラックに合わせてエリックがリリックを書くかたちで
録音したのが今回の「ユニティ~」です。なお、名義上はマジック・レイが
メンバーとなっていますが、レーベル側の意向で今作のDJはゲスト参加扱いに
なっているDJジャズィ・アイスがつとめているとのこと。プロデューサーの
ジョナサン・フロイド、マイケル・C・デリックの二人はレーベル側のスタッフと
思われます。

旧式のリズム・ボックスによるハンド・クラップが鳴り響き、生ドラムが
ミディアム・テンポのビートを刻んで、シン・ドラムがアクセントを加えます。
エレクトリック・ベースとパーカッションが加わると同時に3人の男性が
ラップをスタート。掛け合い/ハモりを繰り返して盛り上げてゆき、サビでは
スペイシーなシンセがソロを取り、観客とのコール・アンド・レスポンスも
入ります。この辺りからバックにシンセ・ベースと薄いホーン・シンセも加わって、
サビまでの流れがもう一度繰り返された後、ドラム・ブレイクが入り、その後
3人のラッパー達のソロ・パートへ。終盤はドラム・ビートに凝ったダブ処理が
施されつつ、シンセのソロでフェイド・アウトします。

生のドラム&ベースに太いシンセ・ベースを加え、その上でオトコ臭いラッパー達が
掛け合いを繰り返す、というスタイルはトレチャラス・スリーの"Body Rock"辺りに
通ずる感じ。「団結(ユニティ)」を訴える詞ですが、社会的な意識に目覚めたもの
というより「ブロンクスの仲間たちで盛り上がろうぜ~」みたいな地元讃歌のノリに
聴こえます。





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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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