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Dynamic Breakers "Dynamic(Total Control)" (Sunnyview SUN 419) 1984

dynamicbreakers.jpg
ダイナミック・ブレイカーズは'80年代に活動していたブレイクダンスの古参
グループ。現在は消滅してしまったようですが、全盛期はロック・ステディ・
クルー
のライバルとして高い人気を誇っていました。

もともとはクイーンズの同じ高校の体操部の仲間だったエアボーン、
スパイダー、カノ、フリップの4名がダイナミック・ロッカーズの名で活動を
開始し、徐々にメンバーが増えていくうちにグループ内のスピンオフとして
先の4名がダイナミック・ブレイカーズを名乗るようになります。
クラブ等でパフォーマンスを行って話題を集め、"That's Incredible"
なるテレビ番組に出演したことで全国的に名を知られるようになります。
さらに「エクスターミネーター」や「ラスト・ドラゴン」等の映画にも出演し、
ロック・ステディ・クルーと人気を二分するグループに成長。この頃、
とあるTV番組のタレント・コンテストで優勝した彼らは、その副賞として
映画「ビート・ストリート」にも出演する権利を得たのですが、ギャラの問題で
マネジメントと映画のプロデューサーの間で揉めたため、その話は流れて
しまったそうです。

そんな人気絶頂のころ、サニービュー・レコードからのオファーで彼らは
シングルも2枚録音しています。デビュー曲の"Dynamic"は、もともとメンバーたちの
同級生だったトータル・コントロールという3人組のヒップホップ・グループとの
共演作としてレコーディングされましたが、リリース前にトータル~は別の
レコード会社との契約の関係で彼らの名義では発表出来ないことが発覚。
けっきょくダイナミック~の単独名義で発表し、ギャラは均等に分配することで
決着したそうです。実際には、バックの演奏はニュークリアスのコズモ・Dが担当し、
ラップの殆どはトータル~の面々が行って、知名度の高かったダイナミック~の人気に
あやかった作品なんだそうですが...

そんなわけで、今作のプロデュースはニュークリアスと同じフランク・フェア&
ジョー・ウェッブのコンビ。ミックスをジョナサン・フィアリングが担当している
のもこのレーベルでは恒例です。

薄くストリングス・シンセが鳴る中"Dynamic!"とヴォコーダーが入り、TR-808が
ミディアム・テンポのビートを刻みはじめます。シンセ・ベースがボブ・ジェームスの
"Nautilus"から引用したフレーズを繰り返す中、MCがトータル~の紹介をはじめます。
いったんTR-808のビートのみに抜けたところでトータル~の二人の掛け合いラップが
スタート。彼らがメインで曲はすすみ、ヴォコーダーが鳴るサビの後、ブレイカーズの
面々がユニゾンで素人ぽいラップを聴かせます。その後は掛け合いラップに戻り、
ピコピコ音のシンセや女性ヴォーカルも加わって徐々に盛り上がっていきます。
その後はブレイカーズの面々による短いソロ・パートが挟まれ、シンセやヴォコーダーの
ソロで終わります。

コズモ・Dが作っているので、トラックの感触、曲の構成は殆どニュークリアスと
同じ。トータル~の二人もそれなりにうまいです。ダイナミック~のラップに関しては
やはりもうひとつかな。ロック・ステディ・クルー同様、ダンサーとしては一流でも
ミュージシャンとしてはそれほどても無かった、という予想通りの結果でした。

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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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