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Jazzy Jay "Def Jam" (Def Jam DJ003) 1985

jazzyjay.jpg
ジャズィ・ジェイは'70年代前半から(!)活動しているという
オールド・スクールの生き字引的DJ。サウス・カロライナ生まれ、
ブロンクス育ちのジェイは、当時クール・ハークと人気を二分していた
DJのディスコ・キング・マリオのレコード・ボーイをやっていたのですが、
ひょんなことからアフリカ・バンバータと知り合いになり、更にバムの
ターンテーブルが壊れて困っているところに、ジェイが自分の機材を貸した
ことから本格的な交流がはじまります。この時ジェイは13歳。因みに
レッド・アラートは彼のいとこです。

バムの一団であるズールー・キングスに当初はダンサーとして加入した
ジェイも、バムに目を掛けられて徐々にDJを行うようになり、バムの
トミー・ボーイからの一枚目"Jazzy Sensation"ではジャズィ・ファイヴの
一員として参加。つづく「プラネット・ロック」でもレコーディングの
現場には居たものの、アーサー・ベイカーとの折り合いが徐々に悪くなり、
映画「ビート・ストリート」に出演した頃をもって彼らとは別行動を
取るようになっていきます。

その後、ジェイの元にはリック・ルービンが登場。彼と共同でデフ・ジャム・
レーベルを設立し、同レーベルの第一弾リリースとなったのがT・ラ・ロック&
ジャズィ・ジェイ名義の"It's Yours"。この曲は近く当ブログで紹介予定なので、
録音時のエピソードはまたその時に。更にLLクール・Jの契約時にも立会い、
LLにつづくデフ・ジャムの第3弾になったのがタイトルもズバリのこのシングル。

音は、DMXのカチカチなビートにボコーダーのヴォーカルが鳴り、サビでは
ジェイがAC/DCやジェイムズ・ブラウン、GLOBEの"Play That Beat Mr.D.J."、
ジュースの"Catch A Groove"等のブレイク部分をスクラッチで鋭く入れ込んで
くるもの。ベースやストリングス・シンセ抜きで、ヘヴィなビートとスクラッチ
中心のミニマルな音作りはデフ・ジャムの特色でもあったのですが、時代が
徐々にエレクトロからもっとコアなヒップホップに移り変わりつつあるのも感じます。

B面もドラム・ビートにスクラッチのスタイルは基本的に同じですが、
曲に合わせてファンキーな語り(ラップとは言えない)を聞かせてくれるのは
かのラッセル・シモンズ。今やアメリカで最も成功した黒人のひとりになってしまった
ラッセル氏ですが、この頃はまだカーティス・ブロウのマネージャーから昇格して
ようやくレーベルを設立したばかり。「ラッパーが居ないからオレが入れて
やるよ」的なノリでやったのでしょうか。「ここでハンド・クラップだ!」
「ジャズィ、スクラッチを頼むぜ」「あっちの女の子がカワイイね」とか、
ふだんブースで喋っているのをそのまま入れてしまったような感じです。
以前紹介したハッサン&7-11のスクラッチで使われている部分は冒頭すぐに
入っています。






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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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