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Afrika Bambaataa & the Soul Sonic Force "Planet Rock" (Tommy Boy TB823) 1982

planetrock.jpg
エレクトロの12インチを紹介する時に最初に挙げるのは
これしか無いでしょう! ということでまずは「プラネット・ロック」からです。

アフリカ・バンバータ(以下バム)の経歴についてはいろいろなところで
詳しく述べられていますので省略しますが、これ以前にもポール・ウィンレイから
2枚のシングルとライヴの模様を収めたアルバムを1枚をリリースし、
またBOZO MEKOから出ているシングル"Fusion Beats Vol.2"でもアフリカ・イスラム&
ジャズィ・ジェイと連名でDJプレイを披露しています。

また、トミー・ボーイからもこの前にバム&ジャズィ・ファイヴの名義で
"Jazzy Sensation"をリリース済みだったのですが、ここまでの
作品はファンキーな生演奏にラップを乗せた、いわゆる「ディスコ・ラップ」的な
ものか、レコードのブレイク部分をミックスしていくDJミックス作品であったのに
対し、「プラネット~」ではこの後「エレクトロ」と呼ばれるスタイルを
いきなり完成させて世界中に衝撃を与えました。

この曲が出来た経緯に関しては米「Wax Poetics」誌の21号(日本版は7号)に
詳しく書かれているので興味がある方は読んでいただきたいのですが、
この曲以前からクラフトワークの曲は黒人たちの間でもアングラ・ヒット的に
浸透していてDJハリウッドらが盛んにプレイしていたこと、
また、メンバー内で最初にクラフトワークのレコードを持ってきたのは
バムだったが、その曲に合わせたリリックを最初に書き始めたのは
ソウルソニック・フォースのメンバーだったGLOBEとパウ・ワウだった...
なんて辺りはこの記事を読んで初めて知りました。

クラフトワークの「ナンバーズ」のビートに「ヨーロッパ特急」の
シンセを乗せた、ということはよく言われますが、その他にも
キャプテン・スカイの"Super Sporm"のドラム・ブレイク部分を
参考にしていたこと、後半のシンセ・ソロ部分にはE・モリコーネ作の
ウェスタン「夕陽のガンマン」のメロディが引用されていること、
日本語「イチ、ニ、サン、シ!」の掛け声や当時はまだ珍しかった
派手なオーケストラ・ヒット等、さまざまなアイデアが詰め込まれていて
ヒットする曲というのはこういう曲なのだなあと改めて聴いて思います。

それらのアイデアの元は殆どバムから出たものなのでしょうが、
それらをまとめ上げて「エレクトロ」のスタイルを確立した
プロデューサーのアーサー・ベイカー、そして実際の演奏の
殆どを行ったジョン・ロビーの功績も大と言っていいでしょう。






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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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