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Drum "Bite-It" (Jamar JM 822) 1984

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ドラムはNY在住の黒人シンガー/ラッパーのギレスピー・ケリーを中心
とした4人組。グループとしても、メンバー単独でもこの1枚以外に
参加作品が見つからず、詳しい経歴はわかりません。アフリカンを
意識した今作のコンセプトやジャケットから見るに、その手の
パフォーマンスをNYで行っていた人たちなのだろうとは思いますが。
詞にはスワヒリ語のラップが含まれており、ジャケ裏にはメスフィンなる
アフリカ人がギレスピーに教示したもの、と記されています。

プロデュースはキース・ルブランとハロルド・サージャント。キースに
関してはマルコム・Xの"No Sell Out"の際に書いたのでそちらを参照して
ほしいのですが、シュガーヒル・レコードを離れ、徐々にプロデューサー
としての仕事が増えてきた頃の作品です。ハロルドは、キースがシュガーヒル
に雇われる前に所属していたウッド・ブラス&スティールというグループで
キースが加わる以前にドラムを担当していた人物。ハロルドの弟と思しき
シルヴァー・サージャントなるキーボード奏者が今作に参加しているところ
からして、ハロルドが持ち込んだ企画なのかもしれません。その他にも、
ベースのダグ・ウィンビッシュ、ギターのスキップ・マクドナルド、
キーボードのロビー・キルゴアといったキース関連作の常連ミュージシャンが
参加。ミックスのトム・ロード-アルジはオウサム・フォーサムの項
登場したクリス・ロード-アルジの弟です。

スタートと同時に"Listen To This!x3"という男性のラップと、DMX&シモンズ
によるドラム・ビートがドシバシと鳴り響きます。ラップは基本的には英語で、
強くアクセントを付けるスタイルにはメリー・メルの影響を感じます。
デジタル・シンセが親指ピアノ風のリフを入れだすとラップはスワヒリ語に変わり、
ギターやエレクトリック・ベース、ホーン・シンセ等も加わって徐々に
音が厚くなっていき、サビでは"Fresh,So So Fresh"と繰り返しラップ。
その後はギターやシンセ類のソロをはさみつつ、英語のラップがメインで曲は
すすみ、ラップが抜けた終盤にテンポが緩まって、ちょっとアフリカぽい
複合リズムに変化して終わります。

ジャケットのイメージからするともっとドロドロのアフロ色濃い曲を想像しますが、
実際の音は当時のキース作品らしい早いビートのエレクトリック・ファンクに
気持ちアフリカ臭を感じるラップが乗っている程度。ギターやキーボードの
キメのフレーズにはフュージョンぽい感覚も強いです。メロディアスな要素を
おさえて、リズム主体に構成したアレンジはグループ名に準じている感じも
しますが、アフリカ色を強めるパーカッションでも入っていればもっと面白く
なったのに...と思ってしまいます。

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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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