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The Beast From The East "Call The Law" (Beast BR 101) 1986

callthelaw.jpg
ザ・ビースト・フロム・ザ・イーストはサム・ザ・ビーストこと
サミュエル・T・クラークによるプロジェクト。詳しい経歴は不明ですが、
自身のレーベル、ビースト・レコーズを中心に'80年代半ばから'90年代後半
までに10数枚のシングル/アルバムをリリースしています。

サムと共同でアレンジ/プロデュースを手掛けているのはパトリック・アダムス。
彼は'60年代から現在までNYを拠点に活動するベテラン・プロデューサー/
ソングライター。ディスコ/ソウル系を中心に膨大な数の作品を手掛けており、
ユニヴァーサル・ロボット・バンド(アリームの項に登場したリロイ・バージェスの
グループ)、イナー・ライフ、レインボー・ブラウン等のレコードはガラージ・
クラシックとして認識されています。ヒップホップのレコードとも関わりがあり、
エリック・B.&ラキムのファーストではエンジニアリングを担当していたり、
スーパー・コパーの項で少し触れたP&Pは彼がピーター・ブラウンと共同で設立
したレーベルでした(検索してみたら、当ブログにも4回名前が出てきてました)。
NYのダンス・ミュージック・シーンを支えた影の立役者とでも言えばいいでしょうか。

"Call The Law"はビースト・レコーズの第一弾リリースで、サミュエルのデビュー・
シングル。特にクレジットはありませんが、演奏はパトリックとサミュエルの二人が
全て行っているものと思われます。

オーケストラ・ヒットにつづいてハンマー・ビートが鳴り響き、(警官に扮した)
ナレーターが語りを入れて、サンプラーを中心とした複数のキーボード類がSEを
入れたり、ユーモラスなリフを奏でます。P-ファンク風の男女コーラスが曲名を
唄いこんだ後、サムのラップがスタート。あまりうまくないカーティス・ブロウと
いった感じで、'86年作にしてはやや古めかしいスタイルです。サビでは先の男女
コーラスが再び登場します。その後はここまでの展開が繰り返され、ブレイクでは
ハンマー・ビートとオケ・ヒットが連打され、終盤は(ドイツ語風?の発音の)警官と
サムとの寸劇で終了。

ちょっと大袈裟なトーンから、この人は役者か芸人がレコードも出してみた、みたいな
タイプかなとも思わせます。サンプリングを多用したR&B寄りのメロディアスな
トラックは、同時期のデューク・ブーティブギー・ボーイズ辺りに近いですが、
全体に音がチープで、エンジニアリングにもうひと工夫欲しい感じでした。

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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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