FC2ブログ

X-25 Band "Black Hole Bop" (HCRC 4W9 03074) 1982

x25band.jpg
X-25・バンドはベーシストのジミ・キナード(Jimi Kinnard)による
プロジェクト。詳しい経歴は不明ですが、このシングルがデビュー曲
であることからして、ヒューストンの出身と思われます。レーベルの
HCRCは'81年にジャズ・サックス奏者のオリヴァー・セインのシングルを
リリースすることから始まったレーベル。その後はマーギー・ジョセフや
ウィリアム・ディヴォーン等のソウル系のレコードをリリースしています。

このシングルは'82年のリリースで、作曲/プロデュースはジミ自身。
特にクレジットされていないのですが、演奏/ヴォーカル等も全て彼が
ひとりで行っているものと思われます。

宇宙船が飛び立つようなシンセのSEにチープなリズム・ボックスが絡み、
ヴォコーダーがグループ名を告げて、エレクトリック・ベースがベキベキと
鳴らされます。つづいてクラフトワーク「ナンバーズ」風にTR-808が
ビートを刻みだし、ディレイのかかったスラップ・ベースにヴォコーダーが
絡んでメロディを唄いはじめます。オルガン風/ピコピコ音/ブニューッと
うねる音等、複数のシンセ類が合いの手を入れて曲はすすみ、サビでは
YMO「テクノポリス」風にヴォコーダーが唄います。その後はここまでの流れが
繰り返され、終盤にはエレクトリック・ベースやムーグ・シンセのソロも
入って、インスト中心のまま終わります。

ややチープではありますが、'82年の時点にテキサスでこれだけの音を作っていた
というのはなかなかのもの。エレクトリック・ベースがリードを取り、他の
楽器類は卓録風なのは同時期のタイロン・ブランソンレジー・グリフィン
作品を連想させます。B面の"Jam It"はザップ/ロジャーも思わせるもっと
ストレートなエレクトリック・ファンクで、やはりR&B畑の人の作だと認識
させます。ジミはこの後メンフィスに移住したようで、アレン・ジョーンズ
絡みのクウィック(Kwick)やバー・ケイズ等のレコーディングに参加していました。


スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール
クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

KDMX

Author:KDMX

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
カレンダー
05 | 2020/06 | 07
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 - - - -
counter
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR