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DST "Crazy Cuts" (Island 96972) 1983

dstcrazycuts.jpg
"Crazy Cuts"は'83年にリリースされた、DSTのセカンド・シングル。今回は
ジャケ表にわざわざ但し書きがあるように、スクラッチを前面に出した作り
になっています。おそらく、"Rockit"のヒットで時の人状態になっていた彼を
もっと見せようという意図があったのでしょう。前作はインフィニティ・
ラッパーズとの共演名義だったのに、今作以降はDSTのソロになっています。

作曲はDST自身、アレンジ&プロデュースはマテリアルで、バックの演奏には
ビル・ラズウェル&マイケル・ベインホーンのほかに、バーナード・
ファウラー(ヴォーカル)、ニッキー・スコペリティス(ギター)、ダニエル・
ポンセ(パーカッション)、ホーン・セクションにチョップスといった、
マテリアル関連の常連組が参加しています。DSTはターンテーブルのほかに、
ヴォコーダーやムーグ、DMXのプログラミング等も担当。

ホラー映画風のストリングスをバックに、低音の男声のナレイションが
はじまり、ブロンクスで夜な夜なスクラッチの新しい型を作ろうと奮闘する
DSTの話を語ります。左チャンネルからシックの「グッド・タイムス」を
スクラッチする音も聴こえるなと思うと、"Rockit"そっくりなDMXのビート、
エレクトリック・ベース、パーカッションが入ってきて、それをバックに
DSTがリズミックにスクラッチをキメます。更にチョップスのホーンが
歯切れよくリフを繰り返し、バーナードが"Crazy~"とコーラスを入れます。
ベースがリードを取って、スクラッチが合いの手を入れるようにコスられる
展開も"Rockit"と同じ。サビでは左右の両チャンネルで別々にスクラッチが
鳴っています。その後はここまでの繰り返しになりますが、終盤にドラム・
ブレイクからヴォコーダー/パーカッション/ジミヘン風のギターが順にソロを
取り、その後ヴォーカル&スクラッチに戻って終わります。

ちょっと急ごしらえすぎかなあ、とも思える作り。DMX以外はエレクトロ度も
低く、生演奏中心でループ感に欠けるところも気になります。スクラッチを
ヒップホップの一要素と言うより、あたらしいソロ楽器のひとつとして
考えてしまったのでしょう。




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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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