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Captain Rapp "Bad Times(I Can't Stand It)" (Saturn SAT 2003) 1983

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キャプテン・ラップはLAを拠点に活動していたラッパー。本名をラリー・
アール・グレンと言い、'81年にディスコ・ダディとの連名で発表した
シングル"Gigolo Rapp"は西海岸で初のラップ・レコードと言われています。

"Bad Times"は'83年にリリースされたソロ名義では初のシングル。
プロデュースは"Gigolo~"のレーベル、ラッパーズ・ラップのオーナーだった
クレタス・アンダーソンですが、実際の演奏を仕切ったと思われるのが
アレンジャーとしてクレジットされているジミー・ジャム&テリー・ルイスと
リッチ・ケイソンの3人。ジャム&ルイスに関しては詳しい経歴は不要だと
思いますが、彼らの単独の仕事としては最初期のもののひとつであり、後にも
先にもエレクトロのレコードで関わったのはこれ一枚のみです。
リッチ・ケイソンは、知名度こそジャム&ルイスに劣るものの実は'60年代から
活動している大ベテラン。ダイク&ザ・ブレイザーズのメンバーからスタートし、
西海岸に移住した'70年代にはドラマチックスやレオン・ヘイウッドに曲を提供、
'80年代に入ってからはラッパーズ~等のレーベルで多数のプロデュース作品を
発表しています。

曲は、抜けの良いDMXのドラム&ハンド・クラップとブヨブヨのシンセ・ベースが
派手に鳴り、女性ヴォーカルが"I Can't Stand it~"と繰り返し、エコーのかかった
低音のラップがさまざまな社会問題を訴えていくもの。グランドマスター・フラッシュの
「ザ・メッセージ」辺りを意識したと思しき内容ですが、曲調が非常にポップなので
気持ち良く聴けてしまいます。リッチ・ケイソンが、同じ'83年にラッパーズ・ラップから
Rich Cason & The Galactic Orchestra名義で発表した"Year 2001 Boogie"が、
この曲と殆ど同じと言っていいぐらいアレンジが酷似しているのですが、どちらが
先に作られたものかは不明。また、この曲はラップ自体より女性ヴォーカルの
リフのほうが印象的なのですが、このヴォーカリストはマジック・レディという
グループでアルバムを発表していたキンバリー・ボールです。

そんな風に、この曲はプロのアレンジ、R&B寄りのメロディアスなプロダクションが
目立つ内容なのですが、コアな(?)エレクトロばかり聴いていると、時にはこういう
カッチリと仕上がった音が欲しくなってしまうのでした。








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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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