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Mixmaster Gee and The Turntable Orchestra "The Manipulator" (MCA MCA 23631) 1986

mixmastergeemanipulater.jpg
"The Manipulator"は'86年にリリースされた、ミックスマスター・ジーこと
グレッグ"スキー"ローヤルの2枚めのシングル。グレッグの経歴に関しては
デビュー曲の"Like This"の際に書いたので、そちらをご参照ください。

作曲/プロデュースは今作でもグレッグ自身。エンジニアのロス・ヴァネリは
ジノ・ヴァネリの弟ですが、特に音楽的な繋がりがあっての参加というわけでは
ないと思われます。

リン・ドラムのビートにチャイムの音がキンコンとハイハットのように絡み、
太いシンセ・ベースとストリングス・シンセをバックに男性のラップが
スタート。LLクールJに似た声質で、いかしたレコードを見つけたDJの話を
語ります。サビで"I Am the Manipulator,M-A-N-I-P-U-Lator!"と繰り返す
くだりが印象的。ブリッジでデビュー曲と同様に女性の"Like This!"と
掛け声が入り、呼び込まれたように激しくスクラッチが入ります。
その後はここまでの流れが2回繰り返され、終盤にシンセ類のソロ・パートが
入って、爆発音のSEプラス赤ちゃんの語りで終わります。

前作の時に、この人はDJやMCからミュージシャンになったのではなく、エンジニア
が長じて自分の作品を発表するようになったのではないか、と書きましたが、
今作でもその印象は変わらず、どこかR&B系ぽい打ち込みのトラックにラップと
スクラッチを乗せた感じに聴こえます。ジャケットに描かれているように、
この曲はスクラッチの部分でつぎつぎと曲が変わっていくのがミソなのですが、
実際に何台ものターンテーブルを操っているわけではなく、グシャグシャいう
スクラッチの「ノイズ」部分と、様々なブレイクねた(アート・オブ・ノイズ、
デニス・コフィ、ラン-DMC、ゴジラの咆哮など...)を別録りした上で、ミキシング
時に卓で合体させたように聴こえます。まあタイトルが「マニピュレイター」
なので先に種明かししているようなものですが。それが悪いわけではないんですが、
ヒップホップの美学に反するように思えて、歯切れが悪くなってしまうんですね...


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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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