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Just Four "Games Of Life" (Express FR 2229) 1982

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ジャスト・フォーは'80年代前半にブロンクス周辺で活動していた4人組。メンバーは
トリッキー・ティー、リトル・J、MC.C、そしてDJのインペリアル・JCでした。
インペリアルJCはクール・ハークのハーキュローズのDJとして'70年代前半から
活動しているベテラン。トリッキー・ティーはこの後スリーピング・バッグから
ソロ・シングルを数枚発表している人ですが、グループ結成の経緯や活動中の記録が
殆ど見つかりませんでした...

デビュー・シングルは、グランド・グルーヴ・レコードから'82年に発表された"Girls
Of The World"。グランド・グルーヴはレゲエ・ファンからはクロックタワー・レーベルの
オーナーとして知られるブラッド・オズボーンが設立したヒップホップ・レーベルでした。
専属アレンジャーのグレン・アダムスもリー・ペリーのアップセッターズ出身のキーボード
奏者で、ジャマイカ出身のクール・ハーク同様、レゲエとヒップホップの親和性を感じ
させます。

彼らはこのレーベルから2枚のシングルを発表しているのですが、そのどちらもが
当時のディスコ・ヒットのカヴァー・ラップで、"Girls~"はトム・トム・クラブの
"Genious Of Love"の、2枚めの"Jam To Remember"はシャラマーの"Night To Remember"の
カヴァーでした。このレーベル最大のヒットだったT-スキー・ヴァレーの"Catch The
Beat"もターナ・ガードナーのカヴァーだったし、オールド・スクール期のヒップホップ
はこんなものと言えばこんなものなのかもしれません。

グランド・グルーヴは'83年にブラッド・オズボーンが射殺されて消滅してしまうのですが、
ジャスト・フォーはその直前にレーベルを離れ、(こちらもオーナーはジャマイカンと
思われる)エクスプレス・レコードと契約して今回のシングルを発表しています。
プロデュースのC.スミスという人は同レーベルの他作品やディヴァイン・サウンズの曲
にも関わっているもののやはり経歴等は不明。もう一人のM.ドッドなる人物もナゾです。
ミックスを担当しているのが、二十歳当時のマーリー・マールと、彼の師匠だったM2こと
ミスター・マジックでした。

DMXがミディアム・テンポのビートを刻み、ホーン・シンセが軽く鳴らされた後、フワフワと
循環するストリングス・シンセをバックに男性がラップを始めます。途中から低くウネる
シンセ・ベースが加わり、サビでは男性コーラスが曲名を唄います。その後はラッパーが
交代してサビではコーラス~のパターンが3回繰り返され、終盤にシンセがニュー・エイジ風の
長いソロを取って終わります。

バックの演奏は打ち込み&シンセになっているし、曲も彼らのオリジナルなのですが、
どこかオールド・スクールのノリを残していて、以前紹介したジャジー・ジェフの
ザ・ソース
を連想させます。太いシンセ・ベースが印象的なのですが、このベース・
ラインはフレディ・フレッシュがお気に入りとして某誌で絶賛していました。


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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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