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Something/Anything "The Monster Rock" (Memo 17) 1985

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サムシング・エニシングは'80年代初頭からNYを拠点に活動する白人プロデューサー/
ミュージシャンのボビー・オーランドによるプロジェクト。サムシング~の名義での
作品はこれ一枚のみですが、彼は本名のボビー・Oのほか、ビート・ボックス・ボーイズ、
ボイド・ブラザーズ、チャ・チャ・ガルシア、イアン・ダービー...その他40以上もの
別名義で活動し、さらにザ・フラーツ、怪人ディヴァイン、ペット・ショップ・ボーイズ
等のプロデュースも行う等、作品数は膨大な量に上ります。主にディスコ~ハイ-NRG系の
白っぽいダンス・ミュージックを得意としていますが、名義によっては今作のように
エレクトロ~ヒップホップ~ヴォコーダー・ファンクにアプローチしたものもあり、
エレクトロ好きからも侮れない存在です。ゲイであることも公言していて、10代の頃は
ボクシングとグラム・ロックに夢中だったという経歴は、マン・パリッシュのそれを
連想させます。

今作のリリース元であるメモ・レコーズは、彼が所有していたレーベルのひとつ。
彼は変名同様にレーベルも多数持っていて、メインの「O」・レコーズのほか、ボブキャット、
テレフォン、ビート・ボックス他10以上のレーベルを使い分けていました。レーベルに
よって音の特色が特にあるわけでも無いところが謎ですが、多作型の天才タイプの彼には
どうでもいいことだったのかもしれません。

'80年前後からリン・トッドやロニ・グリフィスといったディスコ系シンガーの曲で
プロデュースを開始し、すぐに自身のO・レコーズを設立、'82年ごろには自己名義の曲や
フラーツ、ディヴァイン等の作品がディスコを中心に大ヒットします。打ち込みやシンセ類を
多用した音作りから「ハイ-NRG」の始祖とも言われるようになり、アメリカ全土よりも
NY周辺とヨーロッパのクラブ・マーケットで絶大な人気を得るようになっていきました。
ペット・ショップ・ボーイズのデビュー曲"West End Girls"を手掛けた'84年ごろからは
黒っぽい作風も増えていくようになり、"Monster Rock"はその2年後の作品になります。
彼は自身の作品は基本的に全ての演奏をひとりで行っており、ヴォーカリストのクレジットが
無い今作も同じように制作されたものと思われます。

ゲイト・リヴァーヴのかかったドラムがダダダと鳴らされ、エコーのかかった男性の低音が
"The Mo-Mo-Monster Rock,Mo-Mo-Monster Rock"と曲名を連呼し、シンフォニックな
ストリングス・シンセがテーマを奏で、オーケストラ・ヒットがアクセントを入れます。
終盤まではこの展開がひたすら繰り返され、ときどき「トゥフォー(?)」という謎の
シャウトが入るのみです。終盤にわずかにドラム・ブレイク~ハンド・クラップの連打が
ありますが、すぐに元の展開に戻って終わります。

下に挙げたフレディ・フレッシュのミックスCDでもまさにそうなのですが、ブレイク・ミックスを
行う時に曲名連呼部分をジングル代わりに使われる感じ。ヒップホップ畑の人の作品とも
やはり微妙に違う印象があります。このシングルは33回転なのですが、ブレイク・タンサー達が
BGMに使用する時は45回転でかけられることも多かったようです。




45回転版





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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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