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Strafe "Set It Off" (Jus Born JB 001) 1984

strafe.jpg
ストレイフはNYブルックリン育ちのスティーヴ・スタンダードの
ソロ・プロジェクト。詳しい経歴は不明ですが、ニュークリアスの
コズモ・Dとは古くからの友人で、この曲で使用しているTR-808は
彼から借りたものだそうです。ヒット曲はこの一曲しか無いのに
現在も元気に活動中で、ご本人のMySpaceでは星型のバクハツ・ヘアー
姿が拝めます。

"Set It Off"はジャス・ボーン・レーベルの第一弾リリースでもある
デビュー・シングル。ミックスを手がけているのが、このレーベルの
オーナーでもあったウォルター・ギボンズです。

ギボンズはブルックリン生まれで20代の前半からDJを始め、レコードの
2枚使いでブレイク・ミックスの絶妙な技を披露、その後はテープ・
エディットも使用してより緻密なディスコ・ミックスを独自に作成する
ようになります。その噂を聞きつけたサルソウル・レーベルが
彼にダブル・エクスポージャーの"Ten Percent"のリミックスを依頼し、
完成した曲は世界初のコマーシャルな12インチ・シングルとして
リリースされた、というのは有名な話です。編集によって原曲にない
ドラマチックな展開を生み出すことと、ダブの影響も感じる異様な
空間処理で聴いている人をアッと言わせるのが彼のミックスの特徴だと
思います。

音のほうは、チープさを逆手に取ったようなドラム・マシンの音色、
ファズがかかったようなキーボード、生演奏と思しきパーカッション
(ただしこちらもかなりチープな音)等がギボンズ独特のミックスで
ねっとりと絡みあい、不思議なテンションがみなぎっています。
ラップと唄ものの中間のようなヴォーカルもはっきり言って
下手なのですが、声質に独特なトンガリ感があり、トラックとの
相乗効果でネバネバしたアングラ風味を醸し出しています。
"Set it Off I Suggest You x2 Set it Off"と繰り返すだけの歌詞ですが、
一度聴いたらしばらく耳から離れない強烈なリフです。

トミー・ボーイあたりのエレクトロと比べると音色が妙に生っぽく、
ダメな人には受け付けないタイプの曲だとも思いますが、ヒップホップで
なくクラブ/ガラージュ方面から出てきたエレクトロとして、忘れられない
曲です。





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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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