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The Dominatrix "The Dominatrix Sleeps Tonight" (WEA X9572T) 1984

dominatrix.jpg
ザ・ドミナトリックスはNYのアングラ・シーンで'70年代終わりから活動する
スチュワート・アーガブライトによるプロジェクト。このシングル一枚しか
リリースしていません。スチュワートは、アイク・ヤードやデス・コメット・クルー等
さまざまなグループで作品を残しているのですが、ここ(今回は日本語です)に詳しい
インタビュー
が載っているので、経歴はそちらをご参照ください。基本的には
ブラック・ミュージックというよりノー・ウェイヴ~ノイズ方面に多く関わって
きた人です。

"~Sleeps Tonight"は'84年の発表。今回ジャケ写を挙げたのはイギリス盤ですが、
アメリカではアーサー・ベイカーのストリートワイズからリリースされ、録音が
行われたのは元タンジェリン・ドリームのペーター・バウマンのスタジオ。作曲と
プロデュースに関わっているケネス・ロッキーはカウボーイズ・インターナショナル
というグループで活動していた知る人ぞ知るシンセ・ポップ系のミュージシャン。
もう一人のプロデューサーのアイヴァン・アイヴァンもブック・オブ・ラヴや
ディーヴォ等のニュー・ウェイヴ系のグループと関わりが深い人です。エンジニアの
ジェイ・バーネットがこの時期のアーサー・ベイカーとよく仕事をしていたので、
その縁でストリートワイズからのリリースになったのかもしれません。いずれに
してもNYのコスモポリタン的な性格が良く出た面子だとは思います。

かわいらしいヴォイス・サンプルが"Do-Dominatrix"と繰り返し、すぐにTR-808と
DMXを併用したドラム、シンセ・ベース、パーカッションが加わってビートを
刻みます。その後シンセが明るくメイン・テーマを4小節繰り返します。マイナー調の
ブリッジが入り、女性のナレイションでワイルドなSM風のパーティの模様を語り、
その後妙にエモーショナルな男性ヴォーカリストがサビを唄いあげます。その後は
シンセのリフと転調のブリッジが交互に展開していく感じです。

ドラム・マシンを使用してはいますが、シンセ類やヴォーカルの使い方は黒人音楽系の
エレクトロというより、デペッシュ・モード辺りのシンセ・ポップからの影響が大きく、
やはり白人スタッフによる音だよなあと思ってしまいます。スチュアートのこの後の
プロジェクトであるデス・コメット・クルーではよりヒップホップに接近した音を
聴かせてくれるのですが、個人的には苦手なタイプなのでシングルは持っていない
のでした...






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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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