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New Order "Confusion" (Factory FAC 93) 1983

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ニュー・オーダーはイギリスのマンチェスターを拠点に活動していた4人組のロック・グループ。
日本でもよく知られた存在なので詳しい経歴は省略しますが、前身のジョイ・ディヴィジョン~
'80年代初頭まではギターを中心とした生演奏による暗鬱な音楽性だったのが、徐々にシンセや
打ち込みのリズムも取り入れた音に変化していき、'83年のシングル「ブルー・マンデイ」では
クレイン&MBOやシルヴェスターの曲にヒントを得たエレクトリック・ダンス・ミュージックに
変貌します。この曲は全英チャートでトップ10入りする大ヒットとなり、その路線をさらに
進めた曲としてリリースされたのが"Confusion"です。

この曲はNYでアーサー・ベイカーのプロデュースのもとで録音され、ミックスにはジョン・
ロビー
ジェリービーンが参加しているのですが、ニュー・オーダーのメンバーは
レコーディング以前はベイカー達について何も知らなかったとのこと。ベイカーの起用を
決めたのは、ファクトリー・レーベルのUS部門を取り仕切っていた映像作家のマイケル・
シャンバーグの強い推薦からだそうです。メンバーは楽曲も全く書かずにNYに赴き、スタジオで
ベイカーと作業しながら作曲/アレンジを行い、ラフ・ヴァージョンが出来上がると
(ジェリービーンがレジデントDJをつとめていたクラブ)ファンハウスでテープのままプレイし、
ダンサー達の反応を見ながら手直しを加えていったとのこと。ほぼ同じ時期に同じスタッフで
録音されたため、ドラムやシンセ類の音色にはフリーズの"I.O.U."に通ずる感触があります。

DMXとTR-808を併用した軽快なビートが刻まれ、シンセ・ベース、ピコピコ音のシンセ、
不協和音のピアノ、ストリングス・シンセ等が一斉に入ってきます。男性の"Confusion!"と
言うコーラスが繰り返された後、冷めたトーンの男性ヴォーカルがオルゴールのような音色の
シンセとユニゾンで"You Just Can't Believe Me,When I Show You What You Mean To Me"と
メインのリフレインを唄い、その後はギターのバーナード・サムナーがソロで唄って曲が
進みます。女性コーラスも加わった2度めのサビの後、ドラム・ブレイクやダブ/エディット
処理されたパートが入り、その後はギター・ソロへ。終盤は男性コーラスがメロディ抜きで
"Why Can't You See"等とワイルドにシャウトしまくり、どこか混沌としたまま終わります。

曲の構成やアレンジにはベイカーのカラーを、ドラムの音色にはジェリービーンの個性を
感じさせるいっぽうで、冷めたヴォーカル、ダンス・ミュージックなのにどこか翳りを
帯びているところにはニュー・オーダーのグループ自体の個性も感じさせ、私も好きな曲です。
そう言えばジェリービーンの名前を最初に意識したのもこの曲でした。いかにも取って付けた
ようなギター・ソロはいただけませんが...







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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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