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Alexander Robotnick "Problemes D'Amour" (Sire PRO 2316) 1984

alexanderrobotnick.jpg
アレクサンダー・ロボトニックはイタリアはフィレンツェを拠点に活動する
キーボード奏者/プロデューサーのマウリツィオ・ダミによるプロジェクト。
ダミは、'70年代終わりごろから昼は公務員として働きながら、夜はスタンダード
を演奏するジャズ・ミュージシャンとして活動をはじめ、ほどなくして
「ダンス・キャバレー・バンド」だというアヴィダ(Avida)というグループを
結成します。アヴィダは地元のマテリアリ・ソノーリというレーベルと契約し、
'81年にシングル"La Bustina"を発表。その頃からダミは電子音楽に興味を持つ
ようになり、もともとはギタリストだったのにギターそっちのけでキーボード
(最初に買ったのはローランドのTR-808とTB-303だったそう)に向かうように
なっていったそうです。

さらにマテリアリ~のスタッフだったジャンピエロ・ビガッツイから「ダンス・
ミュージックを演れば儲かるぞ。バスドラを4つ打ちにするだけでいいんだ」と
言われ、ダミは自身の作品にディスコ・ビートを取り入れることにします。
当時のダミはジョイ・ディヴィジョンやジョルジオ・モロダーに入れこんで
いたそうですが、クラフトワークとグレイス・ジョーンズを意識して、また
歌詞を全てフランス語にして「作ってみた」のが今回の"Problemes D'Amour"
です。名前もロボトニックとエレクトロ仕様に改めてマテリアリ~傘下の
ファズ・ダンス・レーベルから発表された"Problemes~"は、アメリカでは
前回のレイド・バックと同じサイアー・レーベルにライセンスされて、クラブ
を中心にヒットを記録します。因みに、フランス語の響きがスノッブな印象を
与えるこの曲ですが、これはダミが英語を話せないために取った苦肉の策だ
そうです。

TR-808が4つ打ちビートを刻み、シンセ・ベースがウニウニとうねります。オルガンと
シンセがユニゾンでメインのリフを弾き、エコーのかかったギターがゆるくジャーンと
鳴らされます。フランス語の女性コーラスが"Aua! C'est le cri d'un robot
souffrant d'amour, aua"と唄い、それに応えるようにシンセがリフを弾いて曲が
進み、サビではダミが少々やけっぱちなトーンでフランス語のラップを披露。
その後はシンセ/ギター/女性コーラスの流れが繰り返され、終盤ではわずかに
ドラム・ブレイクやベース・ソロ、女性コーラスへのエディット等が入ります。

このアメリカ盤12インチは、NYの「ベター・デイズ」の専属だったDJのブルース・
フォレストがエディットを施していますが、オリジナルのダミのトボケた味の
ヴォーカルを大幅にカットして、シンセ・ベースと女性コーラスの"Ah Ou Ah"の
部分を伸ばした作りになっています。ボトムとリフが強化されてシャープな印象に
なったこのヴァージョンは、デイヴィッド・マンキューソやラリー・レヴァンも
ヘヴィ・プレイしていたそうです。







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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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