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Guru "Who You Stealin' From" (Partytime PT 109) 1984

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グールーはプロデューサーのアーサー・ベイカージョン・ロビーの二人による
プロジェクト名。ギャング・スターのMCのあの人とは関係ありません。この名義は
バンバータの"Looking For A Perfect Beat"のときにプロデュースのクレジットにも
記されていましたが、単独名義の作品はこれ一枚のみ。ベイカーはこの他にも
ナイロビやグーン・スクアド、ノース・エンド等シングルだけの名義をいくつも
使い分けているので、あまり自身の名前を前面に出すのは好まない人なのかも
しれません。

下に挙げた"Street Jams~"のライナーによると、'84年当時のベイカー達は、
エレクトロのアーティストだけでなく、ホール&オーツやボブ・ディラン、
ブルース・スプリングスティーン等までの大物アーティストの作品に関わる
ようになり、バム達とのエレクトロ作品ももちろん大ヒットしていたので、
彼らの音作りをパクるミュージシャン達も多くなり、そんなところから
スタジオ内ではジョークで自分たちのことを「エレクトリック・ファンク界の
グールー(導師)」と言っていたそう。むろん本気では無いと思いますが、
「(オレたちの音を)盗んでいるオマエは誰だ?」というこの曲のタイトルも、
そんなところから来ているようです。

オーケストラ・ヒットにTR-808のビート、エレピによる哀愁のメロディといった、
「プラネット・ロック」そっくりなトラックに"Jump On It!x3 If You Want It!"
という掛け声が被さり、ストリングス・シンセがメインのテーマを弾いた後、
野蛮な声の男性が、掛け合いも交えてラップしていきます。酒焼けしたような
荒れた声で、ただガナっているだけにも聞こえる下手なラップなので、この声は
もしかしてジョン・ロビー?サビではサンプリングしたヴォーカル、ビアノ、
ストリングス・シンセがソロを取り、ベイカーと思しき男性コーラスが
"Who? Who? Who You Stealin' From!"と罵るように唄います。ここまでの
展開がもう一回繰り返された後はジョン・ロビーによるソロ演奏大会になり、
「アダムス・ファミリー」のテーマとかの人を喰ったシンセ類のソロや、
コード感を無視した無茶な転調が繰り返され、「これもパクってみろよ」的に
挑発して終わります。

言ってみればこれは作者自身による「プラネット・ロック」のスピンオフ、
セルフ・パロディみたいな作品なのでしょう。別にヒットを狙ったわけでは
ないでしょうが、こういうものも作品として発表してしまうところに、当時の
彼らの勢いを感じます。







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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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