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K-Rob "I'm A Homeboy" (Profile PRO 7115) 1986

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K-ロブは本名をマリック・ジョンソンと言い、'80年代半ばからNY周辺で活動している
ラッパー。ここに載っているサム・シーヴァーのインタビューによると、マリックは
マンハッタンのロウワー・イーストサイドの出身で、ジュニア・ハイスクール時代に
クラスメートだったサムと共にライムを書きはじめ、その後DJリックという
プエルトリカンも仲間に加わって、リックの家の地下室で連日パーティの真似事を
していたそうです。

高校を卒業する頃に友人のラメルジーの誘いであの"Beat Bop"を録音し、業界内では
伝説的な存在になっていたようですが、その後は不遇の時期がつづき、初のソロ名義の
シングル"The Day K-Rob Came Back"を発表したのは2年後のことでした。この曲を
聴いてみると、ファンキーなエレクトロ・ビートに絡むハード・ロック系のギターが
印象的な音で、ラン-DMC辺りの影響もあるのでしょうが、"Beat Bop"同様にちょっと
とんがった志向を持っているんだな、ということがわかります。

そんな変わり者のマリックが翌年のこのシングルで組んだのはデューク・ブーティ。
前年にワード・オブ・マウスの"King Kut"がプロファイルから再発された関係で、
この繋がりが出来たのではないかと思われます。スクラッチでブーティのお仲間
DJチーズが、エディットでラテン・ラスカルズが参加して、マリックの作品では
いちばんメジャー感のある音になっています。

ブーティ作品ではおなじみの「ズドーン」というハンマー・ビートが鳴り響き、
バキッとしたシンセ・ベース、「ジャーン」というギターのサンプリング音が
繰り返されます。イントロの曲名連呼に早くもエディットがされているなと
思うとつづいてK-ロブのラップ・パートがスタート。LLクールJに似た声質で、
ファンキーな語りを聴かせます。その間もところどころでDJチーズがスクラッチ
したり、メタリックな音色のスネア/パーカッションがオカズを入れていきます。
数回あるブレイク部分ではラテン・ラスカルズのエディットが炸裂して、痙攣
するようなビートがタンノウ出来ます。

A-2の"Psycho Lorraine"は、同じ曲のトラックからギターやベースのサンプリング音
だけ抜いて、K-ロブがイカれたロレインのことを語る曲です。

毎度のことですが、ブーティのプロデュース作はノイジーなサンプリング音の嵐を
好きか嫌いかで評価が決まってくる内容です。疲れている時にはぜったい
聴きたくない(笑)押しの強い音。今作はL・ラスカルズのエディットも加わって、
やり過ぎに感じられなくもない暑苦しさ。私は好きですが...



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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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