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The Buggers "The Bugger Groove" (Manhole A 92) 1984

buggers.jpg
ザ・バガーズはスペシャル・リクエストの項で取り上げたカルロス・デ・ヘスースと
ホセ"アニマル"ディアスによるプロジェクト。二人の経歴に関してはスペシャル~の
ところを参照してほしいのですが、スペシャル~では出来なくなった実験的な音を
演るために、専用のレーベルを興して作ったグループという感じがあります。
バガーズ名義では、'80年代後半になってホセのみが参加したシングルを2枚出して
いるので、ホセが主導権を取って制作しているのかもしれません。

レーベルのマンホールは、これ以外にはX-Ray Visionという、こちらもホセが
中心となったプロジェクトのシングルを出しているのみ。こちらもなかなか
面白いエレクトロになっているのでいずれは紹介の予定です。

"The Bugger Groove"は'84年にリリースされた彼らのデビュー・シングル。
基本的にはメインの二人で音を作っていると思われますが、ゲストとしてカルロスの
師匠であるサルサ系のキーボード奏者、リカルド・マレーロ(!)がオルガン・ソロで
参加しています。

キラキラしたシンセが薄く鳴り、シンセ・ベースが二音だけ鳴ったと思うと、映画から
サンプルしたと思しき男性の声で'Picture This, Recording Studio Somewhere Far,
Far Away'と語りが入り、ピッチを変えたチップマンクス風の声がガヤを入れます。
TR-808がビートを刻みはじめ、セクシーな声の女性がバガーズの紹介をナレイション。
シンセ・ベースとパーカッションがラテン・リズムを弾く中、男女様々な声の語りが
つぎつぎと現れては消えていきます。唄っているとかラップしているのではなく
あくまで「語り」で、"Let Your Body Move, To The Bugger Groove"とか"Thank You
Sexy Bugger"等と語り、その間バックの演奏はサビもなくラテンのリズムが繰り返されて
だんだんと妖しいトランス状態に陥ってきます。中盤のドラム・ブレイクではターザンや
動物の鳴き声が入り、その後はジャングルの更に奥に入っていくように、複数のシンセが
ラテン・リズムを強調して絡み合い、終盤にはマレーロのオルガン・ソロも入って
きます。

スペシャル・リクエストのときに「このヘンタイ・エレクトロ路線をもっと聴きたかった」
等と書きましたが、それをまさにやってくれたのがこの曲で、この妖しさにはやられました。
B面には、オマケとしてナレイション部分だけをアカペラで聴かせる"SFX"というトラックが
入っているのですが、コールドカットがエリック・B.&ラキムのリミックスで使用していた
"Bye George, Even London Grooves"が確認出来たのは嬉しかったな。



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ERICBのネタ!

Erick BのPaid in full Cold Cut Remixの随所にネタで使われていました。
原曲のかっこいいですね!
やっぱりHIPHOPはネタおこしと言う醍醐味が有り、広がりますね!

No title

このシングルは今年に入ってから入手したのですが、買って初めて
"Bye George~"のくだりが入っているのを知り、20年来聴きなじんでいた
"Paid In Full"リミックスのネタがここにあったか!と目からウロコでした。
逆に言うとコールドカットの二人は20年前のイギリスでこんなマイナー盤を
きっちり聞き込んでいたんですね...レコード掘りは奥が深いです。
プロフィール
クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

KDMX

Author:KDMX

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