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Grandmixer D.St. and The Infinity Rappers "The Grandmixer Cuts It Up" (Celluloid CEL 158) 1982

grandmixerdst01.jpg
グランドミキサー・D.ST(現在はDXT)は、本名をデレク・ショワード(Derek Showard)と
言い、ブロンクス生まれで現在もNYを拠点に活動するDJ/プロデューサー。芸名の
D.STとは、彼が仲間たちとよくツルんでいたマンハッタンのデランシー・ストリートに
由来するものだそうです。

もともとはアマチュア・バンドのドラマーだった彼は、'75年ごろクール・ハークや
アフリカ・バンバータの影響を受けてDJプレイをはじめ、高校での同級生たちと
ジ・インフィニティ・スクワッド(The Infinity Squad)というグループを結成。
当時はDJだけでなく、MCやブレンクダンスもメンバー達と行っていたそうです。
その後、彼の独創的なDJプレイに目をつけたアフリカ・バンバータに声を掛けられ、
バムのズールー・ネイションに加入。更に有名なクラブ、ロキシーのレギュラーDJと
なり、そこでプレイするうちに数々の業界関係者から声を掛けられるようになり、
そのうちの一人だったマテリアルのビル・ラズウェルの誘いで初のレコーディングを
経験することになります。

彼のスクラッチを一躍有名にするのはハービー・ハンコックの"Rockit"なのはご存じの
とおりですが、その曲やフェイズ・IIの"The Roxy"以前に録音/発表されたのが、
デビュー曲の"~Cuts It Up"です。

シンセがミニマル・ミュージック風のフレーズを繰り返し、DMXがカチカチの
ハンドクラップ音を響かせる中、ヴォコーダーが"It's Time To Leave~
Grandmixer DST!"等とグループ名を告げて、それに応えるようにインフィニティ・
ラッパーズの面々がラップで自己紹介していきます。彼らはファンキー・4・プラス1の
影響を受けているそうで、ラップのスタイルもオールド・スクール直系の、時に唄も
交えた掛け合いです。その後はホラー映画風(「エクソシスト」や「要塞警察」あたりを
お手本にしたのだと思いますが)のシンセがソロを取り、ところどころで別のシンセ類が
ノイズ的なSEを入れたりしつつ、中盤でラッパー達が集中的に喋る箇所があり、
その後は再びヴォコーダーやシンセ類が順にソロを入れて終わります。

ラッパーたちは喋りの中でDSTのスクラッチのテクニックを盛んに称えているのですが、
それに応えるスクラッチの音は何故か全く入っていません。インタビューによると、
スクラッチ入りのヴァージョンも録音したが、何故かそれは編集段階でカットされ、
レコードが出る頃、メンバーはツアーでヨーロッパに出ていて何も変えることが
出来なかったとのこと。DSTはこの曲では作曲/プロデュース/演奏も行っているので、
彼のレコードには違いないのですが、ジャケットから受ける印象からはかなり違う
音でした。SF&ホラー趣味とエレクトロが合体したちょっと不気味なアレンジは
独創的でカッコイイとは思うのですが...





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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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