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Shannon "Let The Music Play" (Emergency EMDS 6540) 1983

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シャノンはワシントンDC生まれ、ブルックリン育ちの女性シンガー。カレッジ在学中に
ニュー・ヨーク・ジャズ・アンサンブルの楽団に歌手として参加し、その際に知り合った
レニー・ホワイトのレコーディングに参加する等、当初はセッション・シンガーとして
活動していました。

'83年の秋に、当時は新進のプロデューサーだったクリス・バーボサとマーク・リゲットは、
彼らの作ったデモ・テープにヴォーカルを重ねてくれるシンガーを公募し、オーディションに
最初にやって来たのがシャノン。その日のうちに彼女はスタジオで曲を覚え、ヴォーカル入れを
行って、仕事を終え二人に礼を言って帰宅。本人はあくまでデモへの唄入れで、いつものセッション・
シンガーの仕事のひとつとして考えていたとのこと。

ところがその数週間後、"Let The Music Play"と題された自身の曲がNY中のラジオ局から
流れてくるのを聴き、驚いた彼女はスタジオにまた呼び出されてアルバム用の曲を録音する
ことになった...というのがこの曲の出来たいきさつです。

私もこの曲を初めてFENで聴いたときのことはうっすらと覚えています。イントロの
何かが膨らんで破裂するような「シューッ、パン!」というSEのような音や、エフェクトの
かかったTR-808のビート、シンコペイトするブブブ...というシンセ・ベースに
ラテン・リズムを取り入れた鐘のような音色のキーボード。出始めの頃でまだ耳に慣れて
いなかったサンプリング楽器の音が新鮮で、音色の面で「新しさ」を感じました。

この曲はヒップホップではない完全な「唄もの」で、ダンス・ポップ/ディスコの範疇に
くくられることが多いですが、そういった音色の新しさ、打ち込み&シンセでのリズムの
面白さも考えあわせて、エレクトロ・クラシックのひとつに数えて良いと思います。

また、この曲は打ち込みディスコ・ビート、隠し味的なラテン・リズム、割とあっさり目の
女性(何故か女性が圧倒的に多い)ヴォーカルという組み合わせが、後に「ラテン・フリースタイル」
と呼ばれるようになるジャンルの元祖とも言われています。当時はラップも入っていないのに、
他に良い呼称もないため「ラテン・ヒップホップ」とも言われていたような...ジェリービーン
辺りの唄ものと合わさって、NY産のハウスへの流れに分かれていった気がします。






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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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