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Robotron 4 "Cyborg 203" (Metrovynil 841201) 1984

robotron4.jpg
ロボトロン・4はシンガー/ベーシスト/プロデューサーのジョン・デイヴィスによる
プロジェクト。サウス・カロライナ生まれのジョンは、7歳でギターを始め、その後
ベース/ドラム/キーボード類もマスターし、父親を中心としたゴスペル・グループの
メンバーとしてキャリアをスタートします。その後軍に入隊し、駐留先として訪れた
西ドイツに除隊後も留まって音楽活動をつづけます。

'80年代に入ると自身のレーベル、メトロヴィニールを設立し、当初は参加アーティスト名
不明の謎のコンピ"Funk You!"というシリーズを連続でリリースしていましたが、'84年ごろ
からは1枚毎に名義を変えてエレクトロのシングルをつぎつぎと発表。CMO'S、AE 3D、X-Ref
等と続いていくこのシリーズの最初のリリースになったのがロボトロン4です。
プロデューサー名以外のクレジットが全く無いのですが、作曲/アレンジ/演奏全て
ジョンが一人で行っているので間違いないと思います。

DMXがドタバタと早めのビートを刻み、シンセ・ベースがうねる中、各種シンセ類が順に
ソロを取って曲が進んでいきます。ピッチを変えた低音の男声が"Bass!""Rock!"等の
掛け声を入れたり、ダブ処理されたシンセがリズミックに封入されたりしつつ、キーボード類の
アレンジの変化のみで一曲通して聴かせてしまいます。B面の"Electro-?"では、ロジャーを
思わせるヴォコーダーが主役になってメロディを唄い、下手なスクラッチも入ったりする
のですが、基本的な音の感触はA面と同じ。DMXのメタリックな音色が大好きな私には
たまらないタイプの音でした。

けっきょくこのエレクトロ路線はこのシングル数枚と1枚のアルバム("Destination Earth")で終わり、
ジョンはこの後はヨーロッパを中心に唄ものR&B/ディスコ系の作品を発表していくことになります。
スパンクやJD・ピューマ・ルイス名義で発表したアルバムは後年になってブギーのカルトな作品
として評価されますが、一般的によく知られているのはあのリアル・ミリ・ヴァニリの
メンバーとして。なんだか影武者一代の報われない人、という感じですが、エレクトロ好き
ならメトロヴィニールのシングル・シリーズは忘れられません。


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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

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