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D.W. And The Party Crew"Freaky Lover"(Party Crew DW 131)1985

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D.W.アンド・ザ・パーティ・クルーはカリフォルニアのサンタ・バーバラを
拠点に'80年代半ばを中心に活動していたプロデューサーのデイヴィッド・E.
ウィリアムズによるグループ。"Freaky Lover"は彼らのデビュー・シングル
です。

デイヴィッドの経歴は全く不明...'85年に自身のレーベル、パーティ・
クルー・レコーズを設立し、傘下のレーベルも含めて'85~'87年の3年間だけで
20枚以上のシングルを発表しています。基本的にはエレクトロ/ヒップホップ系の
作品が主ですが、インディ・ソウル・ファンにはおなじみのカリフォルニア・
エグゼクティヴス
のシングルに関わったり、'90年代にはベース・ミュージック系
女性ラッパーのMCルーシャスを売り出したりしています。サンタ・バーバラは
黒人の比率が低い(人口の1.77%)街らしいので、ブラック・ミュージックに関わる
人のサークルも小さくて、その辺の仕事はなんでもこなすような人なのかも
しれません。

作曲/アレンジ/プロデュースはデイヴィッド自身。コ・プロデュースのルイ・
スティーヴンス、エグゼクティヴ・プロデューサーのチャールズ・デファツィオも
他に関わっているレコードが殆ど見当たらないナゾの人物です。

スタートと同時にDMXがアップ・テンポのビートを刻み、一音のみを繰り返す
シンセ・ベースとオルガン風のシンセがウネり、スクラッチがシュワシュワと
アクセントを付けます。つづいてちょっとラリったような声質の男性ラッパーが
登場し、エジプシャン・ラヴァーそっくりに抑揚をつけながらセックス中毒の
男の話を語っていきます。ブレイク部分ではピッチ変更した声が"F-F-F-F-Freaky"等と
繰り返されますが、その後ラッパーが戻ってきて「壁に押し当ててやるのがイイ」だの、
「こんな声を出すんだ...ハッハッハッハア...」等とプレイの内容を細かく語って
いきます。終盤はスクラッチ/「ハー・ハー」声/ラップが三つ巴で絡み合い、
妖しさ満点のままフェイド・アウトします。

ミッドナイト・スターの"Freak-A-Zoid"をチープにしたようなトラックに、
エジプシャン・ラヴァーをモロに意識した(詞の内容も)ラップをのせたエロ万歳な曲。
パクリだけで一丁上がりという感じですが、音の感触が気持ちよく、なかなか
悪くない、と思ってしまいます。フレズノ出身のマトリックス等と同様に、
中心部からちょっと離れた土地ではこんな感じで流行が伝播していくんだなぁ...と
納得しました。

デイヴィッドの活動は'90年代初頭で途絶えてしまうのですが、'90年代半ばの
ブラジルでバイレ・ファンキ経由で古いUS産エレクトロの人気が高まり、中でも
彼がプロデュースしたマジック・トリックの"Oh! Oh! Fly Guys"('85年作)がやたらと
現地でプレイされて、オークション等でのこの盤の相場が高騰するという現象が
ありました。曲自体はブギー・ボーイズの"A Fly Girl"のアンサー・ソング
なのですが、随所に入る女性の"Fly Guys,Fly Guys, Oh! Oh! Fly Guys"という
エッチぽい声がパーティ好きのブラジリアンにはピッタリだった(?)ようです。



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クロい音楽全般が好きなのですが、 ここではエレクトロとオールド・スクールの アナログ盤に絞って紹介していきます。

KDMX

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